紅茶だけでなく、世界中のお茶が楽しめます
「ティーハウス・ウマミ(Teehaus Umami)」は、マヤ・バッハマン(Maya Bachmann)さんが2014年春に中央スイス・ツーク州ハーム(Cham)にオープンさせたカフェ。本格的な紅茶を中心に、日本茶や中国茶、ルイボスティーなど世界中から集めたお茶が楽しめるお店です。
ハーム駅から徒歩5分ほど。カフェはヴィラのような建物に入っており、広々とした店内にはアンティーク調の家具が置かれ、ゆっくり落ち着ける雰囲気に包まれていました。エレガントな雰囲気が漂う店内ですが、ちょっとしたおもちゃが置いてあり、子ども連れでも安心してお茶を楽しめます。
紅茶にもさまざまな種類がありますが、ティーハウス・ウマミでよく飲まれるのは、ダージリン、アールグレイ、セイロンティーだそうです。自分で淹れる「工夫茶/功夫茶(Gong Fu Cha)」やドイツ北部オストフリースラント(Ostfriesland)の紅茶「オストフリーゼンテー(Ostfriesentee)」でお茶会を楽しむ方も多いそう。また、ティーハウス・ウマミでは玉露・煎茶・新茶・茎茶・玄米茶などの日本茶も豊富で、他にもチャイやアイスティーなど様々なティーメニューがあるので、そのときの気分であれこれ試すのも楽しいでしょう。
フード類も充実。一番おすすめはアフターヌーンティー
ほっとひと息つきたい時や友達とゆっくりティータイムと楽しみたい時など、紅茶のお供に自家製スコーンやケーキなどのデザートも頂けます。
お茶単品のほかに、営業時間中いつでも注文可能な朝食&ブランチセットの「ツモルゲ (Zmorge)」、ランチ時には軽食メニュー、アフタヌーンティー(要予約)も楽しめます。
優雅なティータイムを過ごしたい時にはアフタヌーンティー(45フラン)がおすすめ。3段の専用ティースタンドに美しく盛り付けられたサンドイッチ・スコーン・デザートなどの絶品料理にお気に入りの紅茶で、ますます友達との会話に花が咲きそう。
アフタヌーンティーというと高級で少しハードルが高そうなイメージですが、ここでは店主のマヤ・バッハマンさんがアフタヌーンティーの歴史や文化を簡単に説明してくれ、飲み物を選ぶ際には店員の方が料理に合ったお茶のアドバイスもしてくれました。このような心のこもったサービスはとても嬉しいもの。
最後は店内のティーショップへ
店内のティーショップでは常時100種類以上のお茶製品を取り揃えており、お気に入りの紅茶を自宅用やギフト用に購入することも可能。ハーブティーなどもあるので、迷ったらぜひ店員さんに効能やおすすめなどを聞いてみましょう。
ほかにも、ベビーシャワーや誕生日会、ウェディングのアペロなど、友人や家族と過ごす大切な日に利用もできます。
本格的な紅茶を飲みに「ティーハウス・ウマミ」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
<お問い合わせ>
Teehaus Umami
Schulhausstrasse 1, 6330 Cham
https://www.teehaus-umami.ch/ (独・英)
<アクセス>
所要時間: チューリッヒ中央駅(Zürich HB)から約40分
チューリッヒ中央駅からルツェルン方面行き(Luzern)の急行IRでツーク駅(Zug)下車、ルツェルン方面行き(Luzern)のS電車に乗り換え、ハーム駅(Cham)下車、徒歩約5分
** 注文したメニュー価格は2019年9月時点のものです。