R.フェデラー選手、準々決勝へ進出!〜スイス・インドア2018・レポート〜

シングルス2回戦

10月25日、スイスのバーゼル(Basel)で開催中の男子プロテニスのATPツアートーナメント大会「スイス・インドア (Swiss Indoors, Basel)」で、シングルス2回戦が行われました。

 同大会9度目の優勝を狙うロジャー・フェデラー(Roger Federer)選手は、世界ランク52位のドイツ出身ヤン=レナルト・シュトルフ(Jan-Lennard Struff)選手と対戦。両者は同大会で4度目の顔合わせとなり、フェデラー選手が3連勝しています。

 23日に行われたフェデラー選手の対フィリップ・クライノビッチ(Filip Krajinovic)選手との初戦では、試合中に計6本ものダブルフォルトを犯すなど、いつものフェデラー選手らしからぬミスが多く見られた試合でした。苦しみながらも最終セットで勝機を引き寄せ、2時間9分のフルセットにも及ぶ激闘を制し、2回戦に駒を進めたのでした。

シュトルフ選手との3回戦

 シュトルフ選手との3回戦では、第1セット序盤にフェデラー選手にミスが続いたものの、6-3で先取。続く第2セットでは互いに一歩も譲らない緊迫した試合となり、5-5、40-40と追い込まれました。本試合で最も緊張した瞬間でしたが、ファンからの「Go Roger!」という熱狂的な声援を受け、緊迫した第2セットを制し、6-3、7-5で勝利を収め準決勝進出を決めました。

フェデラー選手6-3、7-5で勝利

 フェデラー選手の勝利が決まった瞬間は、声援や拍手、足踏みなどが地鳴りのようになり、約9,000人の観客を沸かせました。

 絶対的な強さを見せつけ、故郷バーゼルで9度目の優勝の栄誉に輝くことができるのか、フェデラー選手の更なる勝ち上がりに期待が高まります。

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