からだがポカポカする生姜エキスをキュっと飲み干す!
最近海外ではやっているのがジンジャーブースター(Ginger Booster)。ヘルシーな生活を送るセレブなども愛飲していることから2018年頃から人気がでてきましたね。別名ジンジャーショット(Ginger Shot)とも言われています。
簡単にいうとジンジャーブースターは生姜がたっぷり入った少量のジュース。ここ数年でブームになったスムージーやコールドプレスジュースなどと同じような盛り上がりを見せています。まるでエスプレッソをキュっと飲み干すように、このジンジャーブースターを一気に飲むのが良いのだそう。飲んだ後はすぐに身体がカーっとあたたかくなるのが感じられるいうことで、冷えを解消する温活にもなると、健康に気をつかう層がこぞって飲むようになっているのだとか。
栄養ドリンクやコーヒーの代わりに取り入れるのがおすすめ
ジンジャーブースターは栄養ドリンクのように気合を入れたいときにグイっと飲めるのですが、原材料がヘルシーなのが特徴的。ほとんどの場合ノンカフェインで、生姜以外の材料はジュースに入れるような果物をはじめ、スムージーに入れても美味しい野菜、そしてクミンなど身体をあたためるスパイスやはちみつなどが調合されていることも。どれも健康的な材料ですね。
ジンジャーと合わせる果物や野菜次第で味もかわってくるのですが、飲んだら口と喉と身体がポカポカするのはどれも同じ。
スーパーやBIOショップでは50〜60mlほどの小さなボトル詰め商品があれこれ並んでいます。ボトル詰めのものは底に生姜の成分が溜まっていることが多いので、炭酸でなければ飲む前によく振りましょう。
また、最近はその場で新鮮なジンジャーショットを作ってくれるジュースバーもあります。
まずはスーパーなどで既製品をゲット
先日、スーパーのCoopで取り扱いが始まった3種類を購入してみましたが、リンゴジュースなど果物の味がまず舌にひろがり「あ、結構甘いな」といういのが第一印象。ですが飲み干したあとに生姜がすぐ効いてきて喉が熱くなるのでびっくりしました。
黄色のコロンとしたボトルのもの(Sluups Ginger Shot)はリンゴジュースとレモンと生姜。
オレンジ色の方(Sluups Turmeric Ginger Shot)は人参とオレンジジュースがミックスされて、生姜とウコン入り。
縦長ボトル(Karma Ginger Shot)もリンゴジュースとレモン、生姜入りでした。どれもスーパーならボトル2つで5〜6フラン前後。駅のキヨスクなどではもう少し高めの場合もあります。
別の日にはBIOショップのアルナトゥーラでもひとつ試してみましたが、味やのどごしは似たような感じでした。
また、ベルンのサラダが食べられるファストフード店では作り立ての紫色をしたジンジャーショット(Ginger Beet Shot, 4フラン)を頼んでみましたが、こちらはビート入りで甘くてとろりとしたテクスチャーがとっても美味しかったです!
起き抜け、眠気覚まし、運動前など、用途はいろいろ
ジンジャーショットは身体を起こすために朝に飲むのも元気が出ていいですし、お昼ご飯のあとの眠くなりそうな時間にも飲みたくなります。体があたたまる生姜が主成分なので、運動前に飲むのもよさそうです。
ジンジャーブースターの存在を知ると、コーヒーや栄養ドリンクなどよりもなんとなく身体にいい方法で気合いを入れることができる気がして、一度飲んで以来、冷蔵庫に常備するようになりました。
現在とても流行りだしているので、スーパーはもちろん、ちょっとヘルシー指向なコンビニ、BIOショップ、あとはサラダなどを提供するおしゃれなランチスポットでも見つけることができます。生姜をすりおろして果物と一緒にジューサーにかければ自作もできそう。
ただ、ジンジャーブーストだけですと「喉の乾きを癒す」という感じではなく、むしろ飲み干した後に少し水を飲みたくなるので、一緒にお水を用意しておくとよいかもしれません。
欧米だけではなく日本でも発売されており、今後ブームになる予感がしますね。みなさんもぜひ一度試してみてください。
<参考サイト>
Sluups, cold pressed
https://www.sluups.ch/ (独・仏)
dean&david fresh to eat
https://deananddavid.ch/ (独・英)