ザンクト・ガレン(Sankt Gallen )概要

世界遺産のあるザンクトガレンの鉄道駅

 ザンクト・ガレン(独: Sankt Gallen)は、スイス北東部の標高700メートルほどの谷にある人口およそ8万人(同州近郊合併地域を除く)の州の州都です。7世紀にアイルランド人の修道士ガルスによって興された都市といわれています。

 15世紀ごろから、麻(リネン)繊維産業が始まったとされ、今日でも手工芸刺繍は世界的に広く知られ、技術・品質がよいことから、英仏の欧州を中心として世界中に輸出されています。ザンクト・ガレン織物博物館は、古代の織物、中世ヨーロッパの歴史的な刺繍作品や世界各国から集めた貴重な品々を見ることができ、世界的にも有名な博物館となっています。

 チューリッヒからも約1時間、アッペンツェルも近く、隣国のドイツの南端のコンスタンツ、リヒテンシュタイン公国、オーストリアに隣接していて、アクセスが便利です。

 ザンクト・ガレンは歴史的な都市としても知られ、中世時代の歴史が残る旧市街にバロック建築様式の大聖堂や教会、図書館があります。世界最古の建築設計図や蔵書などがあるザンクト・ガレン修道院は、1983年にユネスコ世界遺産に登録されています。

 幅広いジャンルの音楽祭が毎年開催され、たくさんのミュージシャンたちが音楽を奏で、街のなかも地元の人や周辺の各地からくる人たちでにぎわいます。

言語ドイツ語
ザンクト・ガレン州
面積39.41 km2
標高675 m
人口(人口密度)75,538人(1,900人/km2)
https://ja.wikipedia.org/wiki/ザンクト・ガレン より
世界遺産のあるザンクトガレンの鉄道駅
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