バイリンガル育児⑨ 日本の私立幼稚園・保育園への体験入学

(2018年9月30日に公開された記事の再投稿です。) 

 日本に里帰りをする際に時折り目に留まるのは、可愛らしい幼稚(保育)園児たちの姿。スクールバスに乗ったり、制服を着ていたりと、日本では当たり前の懐かしい光景も、スイス在住者にとっては新鮮なもの。  

 日本人のルーツを持つわが子にも、この機会にぜひとも日本の文化や言葉を当地日本で体験して欲しい、そんな願いを持つ親御さんは多いのではないでしょうか。

 今回の筆者は、自分の子どもを3年半に渡り7回、日本の私立幼稚園に体験入園させた当社スタッフ。実際の体験談や事例を交えて、その内容をご紹介いたします。

 

日本の私立幼稚園・保育園への体験入学

地域によっては幅広い選択肢

 まずは、保育園か幼稚園か、さらには「公立」か「私立」かの選択肢があります。保育園や幼稚園のホームページで園の方針や様子について読んだり、評判を人から聞いたりして、じっくりと考慮しましょう。

 時間があれば、実際に足を運ぶのが一番。毎日の送り迎えのことを考えると、やはり自宅近くの園が便利です。

体験入園の園選び

 筆者が迷わず選んだのは、実家近くの私立幼稚園。電話で問い合わせると、すぐに受け入れ許可の返事を頂けました。選んだ理由は、園の先生方が温かくて好印象だったこと、また園全体が活気に満ち溢れていたので、活発なわが子に合いそうだと思ったからです。幼稚園それぞれに特色があるので、子どもの個性に合った環境選びを心掛けると良いと思います。

スイスの園とは違う日本の園での生活

 この幼稚園は、8時半から9時半の間に各々が登園し、降園は揃って14時。時間外延長保育は追加料金で、18時までの受け入れが可能でした。園児の1日は園庭での外遊びや絵画、制作、リトミックや園外保育など様々。給食の配膳やお掃除などはスイスの幼稚園になく、子どもにとって目新しいことが満載でした。

 また、制服など指定の物は園側のご厚意でお借りできたので、上履きや弁当箱や水筒、タオルなどの身の回りの物をあらかじめ自分で用意しました。

 体験入園中は、子どもの体調の変化に普段よりも細やかに気を配ることが必要です。スイスからの長旅の疲れもありますし、母国語から日本語への言葉の切り替えや急な環境の変化に、知らず知らずのうちに疲労を溜めこんでいることもあります。子どもの様子をつぶさに観察し、無理をせず共に楽しみましょう。

* 上記記載内容は、日本私立幼稚園で2018年に経験した体験入園を参考にしています。あくまでも目安としてご参考までにご活用ください。
* 幼稚園よっては、進め方や考え方などが其々異なります。体験入園ついての詳細は、幼稚園に直接お問い合わせください

バイリンガル育児連載URL

① スイス在住で日本語と現地語のバイリンガル教育への投資と継続
② アメとムチ、苦しいだけでは片親の母語の日本語は学べない
③ 日本語を母語としない片親(父親)と子どもとの必要な関係性
④ スイス育ちの日・独語バイリンガルからのアドバイス
⑤ バイリンガルの言語の切り替えスイッチ
⑥ スイスドイツ語の環境で育つ、この子とは、日本語オンリー
⑦ スイスで育つあなたに日本語を習得してほしい理由
⑧ スイスへの移民から学ぶ、ドイツ語習得のカギ
⑨ 日本の私立幼稚園・保育園への体験入学
⑩ 体験希望者を受け入れる幼稚園側の想い
⑪ 日本の公立小学校への体験入学
⑫ 体験入学先小学校の現場の声

日本の私立幼稚園・保育園への体験入学
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