コロナ禍でもクリスマス デコレーション
スイスのメインハブ空港である、チューリッヒ空港も今年のクリスマスシーズンは閑散としています。
スイスのボーディングスクール（3歳から高校生までの留学生を受け入れる寄宿学校）も冬休みになり、日本からの留学生のお子様たちを空港でサポートするために、今月何度かチューリッヒ空港に出向きました。
今年もチューリッヒ空港は、クリスマスの装いですが、美しいイルミネーションが物悲しいですね。
チェックインもセキュリティチェックも出入国審査も待ち時間なく楽々！
チューリッヒ空港は閑散としていて、活気がないのは寂しいですが、一つ利点としては、長い行列がないことです。
通常の繁忙期であれば、チェックインをするのに3時間も待たされることもありましたが、今は、エコノミークラスでも30分と待たされません。
セキュリティチェックも出入国審査も往々にしてスムーズで、快適な渡航ができています。
少し話がずれますが、新型コロナウイルスが拡散してから、渡航乗客の新しいトレンドは、社内的距離が取れると思われるビジネスクラス以上が好まれる、ということです。
しかしながら、機内に搭乗したことがある方は経験されたことと思いますが、コロナ禍で観光などレジャーで渡航をする乗客がほぼいないことから、エコノミー客はとても少ないです。そして、仕事関連で渡航を余儀なくされている乗客は、ビジネスクラスに多いので、ビジネスクラスの利用率の方がエコノミークラスより高くなっています。
エコノミー席の3席や4席を陣取って横になることが余裕でできる場合が多いです。ですので、今は、エコノミークラスが一番社会的距離を保てるかもしれません。
動画：チューリッヒ空港のクリスマスデコレーションや搭乗ゲートの様子
今月、11歳の日本からの留学生のお子様のアテンドで、搭乗ゲートまで同行した日の動画をご紹介します。
現在、スイス インターナショナル エアラインズによる成田空港への直行便は週に2便のみとなっています。
12月上旬の当日は、それほど留学生が目立ちませんでしたが、翌週の同便には、この直行便を利用したいとスイス各地から集まってきた高校生以下の日本人留学生が多くいましたよ。
動画：チューリッヒ空港のビジネスラウンジ
渡航客が減少している今、世界中の空港ラウンジが一時休業をしていたり、営業時間を短縮したりしています。
チューリッヒ空港のラウンジも夜間に開いているのは、ビジネスクラスとファーストクラスの乗客が利用できるラウンジのみでした。
通常、このラウンジは、エコノミークラスでも一定の条件を満たしていれば利用できるラウンジです。しかし、隣接しているビジネスクラスとファーストクラス専用のラウンジが閉鎖されていて、エコノミークラスでも利用できるラウンジがビジネスクラスとファーストクラスの乗客用になっています。（ラウンジの一部がファーストクラス乗客専用エリアになっていました。）
利用者のプライバシー保護の観点から、テーブル席などを撮影していませんので、悪しからず。
まだまだ新型コロナウイルスの猛威が衰えませんが、ホリデーシーズンを元気にお過ごしください。