シュプロイヤー橋 ( Spreuerbrücke, Luzern )

 シュプロイヤー橋(Spreuerbrücke)はルツェルン(Luzern)市街を流れるロイス川(Reuss)に架かる、全長81mの屋根付き木造橋です。ルツェルンのシンボルといえるカぺル橋(Kapellbrücke)と比べると知名度は少々劣りますが、こちらも歴史ある橋のひとつ。

 橋の名称は、かつて隣の製粉所(水車小屋)から出たもみ殻「シュプロイ(Spreu)」が、橋から川に投げ捨てられていたことに由来しているのだそう。

 1408年に街の要塞の一部として旧市街西側に建築されたシュプロイヤー橋は、当時、外敵の侵入を防ぐ砦として機能していました。1566年の洪水により大部分が倒壊しましたが、1568〜69年に修復。橋の北方側は19世紀初頭に再建されたそうですが、南方側は約450年ほどの歴史があります。

 さて、カぺル橋と同様に、シュプロイヤー橋の屋根の梁(はり)にも板絵が飾られています。こちらはスイス人画家カスパー・メグリンガー(Caspar Meglinger)氏が1626〜35年の歳月をかけて制作した「死の舞踏(Totentanz)」と呼ばれる67枚の絵画で、死は誰のもとにもいずれ訪れる、という「死の偏在性」を示しています。

 絵画についてより詳しく知りたいという方はルツェルン歴史博物館(Historisches Museum Luzern)で有料の音声ガイドを借りるとよいでしょう。ガイドはルツェルン歴史博物館からシュプロイヤー橋を渡り、ミューレンプラッツ(Mühlenplatz)で折り返すルートで、所要時間は約20分。オーディオガイドに関する詳細は、ルツェルン歴史博物館の公式サイトをご確認下さい。

 また、橋中央に設置された小さな礼拝堂や橋近くにあるロイス川の堰(せき)、そして橋上からのムーゼック城壁(Museggmauer)やイエズス教会(Jesuitenkirche)などが近くにあるおすすめの観光スポットです。ぜひあわせて訪れてみてください。

<お問い合わせ>
Luzern Tourismus, 6002 Luzern
+41 (0)41 227 17 17
luzern@luzern.com
http://www.luzern.com/ (多言語対応)

Historisches Museum Luzern
Pfistergasse 24, 6003 Luzern
+41 (0)41 228 54 24
historischesmuseum@lu.ch
https://historischesmuseum.lu.ch/ (独)

<アクセス>
ルツェルン駅(Luzern)から徒歩約15分、ロイス川(Reuss)沿い


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