国際時計博物館 ( Musée international d’horlogerie, Neuchâtel ) 〜レポート〜

 スイス時計産業の中心地ラ・ショード・フォン(La Chaux-de-Fonds)にある「国際時計博物館(Musée international d’horlogerie)」。時計の歴史や仕組みを学べるうえ、美しい宝飾時計や貴重な逸品を楽しむことができる、時計好きの方には必見のミュージアムです。

 4,500点にも及ぶ膨大な展示品の中から、見どころをお伝えします。

1.博物館入り口
モダンでどこか温かみのあるコンクリート造の建物は、1970年代の完成当時は革新的とされ、今もなお建造物としての評価が高いといわれています。

2.鐘塔の大時計
入口すぐのハンス・エンニ(Hans Erni)ホールに架かる通路橋にある、巨大な鐘塔の大時計。昔、実際にラ・ショード・フォンの村で使われていた歴史ある時計で、様々な形の大きな歯車を間近で見ることができます。

3.オメガ(Omega)のアンティークコレクション
左が腕時計で右が懐中時計です。こうした貴重な作品の数々は、ほとんどが各ブランドからの寄贈で成り立っています。
4.最小の腕時計
1950年に作られた、当時最小の腕時計。幅が5ミリほど。製造したジャガー・ルクルト(Jaeger-LeCoultre)はスイスの高級時計ブランドとして知られ、1833年に創業後、複雑な構造や革新的な技術を次々と発表したことで有名。

5.時計職人の作業台エリア
彫刻師やエナメル職人の作業台と並んでおり、卓上に揃った道具類を見るだけでも飽きない。それぞれの引き出しや道具が小さいことからも、かなりの細かい作業を連想させます。

6.和時計
日本の和時計も何点か展示されており、こちらは櫓(やぐら)時計。時計に吊るされた分銅のような重錘(じゅうすい)が上下に往復運動をすることで動力としています。文字盤の十二時辰にも注目。
6.ミュージアムショップ
時計に関するおもちゃなどが販売されていて、日本では高価であったり輸入されていない時計に関する書籍も充実しているので、ぜひ帰りに寄ってみることをおすすめします。

 スイス時計の歴史を学べるだけではなく、時計技術の発展が時系列でわかるようにコレクションが配列されています。世界中で発明された様々な時計を見ていくと、先人達のその発想力に驚くことでしょう。

 国際時計博物館は、ラ・ショード・フォンを訪れたらぜひ訪れたいスポットです。

<お問い合わせ>
Musée international d’horlogerie
Rue des Musées 29, 2300 La Chaux-de-Fonds
+41 (0)32 967 68 61
mih@ne.ch
http://www.chaux-de-fonds.ch/musees/mih (仏)

<開館日時>
火~日 10:00~17:00
月休み

<入館料>
大人15フラン、12歳未満7.50フラン(無料開放日、団体割引有り)

<アクセス>所要時間:ヌーシャテル(Neuchâtel)駅から約35分
ヌーシャテル駅からルロックル(Le Locle)行きの電車に乗りラ・ショード・フォン(La Chaux-de-Fonds)駅で下車、駅から徒歩6分程。

** 開館日時・展示内容等は主催者側の諸事情により予告なく変更や中止になる可能性があります。事前に確認されてからお出かけされることをお勧め致します。


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