聖ヨハネ・ベネディクト会修道院

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“Benedictine Convent of St John at Müstair”

東部のグラウビュンデン州(Graubünden)の人口1000人を満たない小さな村、ミュスタイル(Müstair)。この小さな村にスイスの世界遺産(文化遺産)として、1983年に登録された一際大きな歴史的建造「ベネディクト会聖ヨハネ修道院」があります。

ミュスタイルは、イタリアとの国境に近いことから、軍事・交通・産業のうえで重要な場所とされ、イタリアのボルミオ(Bormio)やサンタ・マリア(Santa Maria)との間にある山道(Umbrailpass)が使われていました。

775年頃、フランク王国の国王のカール大帝(Charlemagne)がこの山道を通過中に吹雪に巻き込まれ、無事にこの修道院にたどり着いたとされています。また修道院に使用されている材木に775と刻印があったとことから、修道院の発見につながったと述べています。

建物の保存状態はきわめて良好、外見は簡素ではあるものの、建物内部は対照的に、9世紀と12世紀のロマネスク様式のフレスコ画や1100年前に描かれた聖書の82場面などが現存しています。19世紀末と20世紀半ばに行われた改修工事の際には、壁画の下からさらに古き時代のロマネスク様式の壁画が発見されています。

<参考サイト>
UNESCO
http://whc.unesco.org/en/list/269/

<お問い合わせ>
Benedictine Convent of St. John in Müstair
Kloster St. Johann 7537 Müstair
website: http://www.muestair.ch/en/convent/convent-of-st-john/


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