シュタインアムラインの街歩き ( Stein am Rhein, Schaffhausen )

 ドイツとの国境沿いのライン川(Rhein)のほとりにある、シャフハウゼン州シュタイン・アム・ライン(Stein am Rhein, Schaffhausen)という、小さな街があります。日本語に直訳すると、ライン川の石ころ、または宝石との例えにも受け取ることができます。

 シャフハウゼンの中心地の街並みもコンパクトで素敵ですが、この街は、さらにコンパクトで可愛らしいです。街を歩いて行くと、まるで中世にタイムトリップしたような気分になります。

生活文化史料館(Museum Lindwurm)
ここでは、1850年代のスイス家庭の生活ぶりを垣間見る事ができるほか、その当時の一般家庭の台所や、農家の様子もご覧頂けます。1995年には「European Museum of the Year」を受賞している博物館、規模は小さいですが、内容は濃いので十分楽しむことができるでしょう。
ホテル・アドラー(Hotel Adler)
市庁舎脇にそびえ立つのは、ホテル・アドラー。この建物の壁には、芸術家であり、世界的にも有名なスイス人絵本作家アロイス・カリジェ氏(Alois Carigiet, 1902-1985)の壁画が描かれています。カリジェ氏が挿し絵を描いたシェレン・ウルスリ(Shellen-Ursli)と言えば、スイスでは誰もが知る絵本。この絵本の主人公ウルスリに扮した現地ガイドが子ども向けのツアーを開催することもあります。
市庁舎(Rathaus)
街の中心部にあるのが、1542年に建設された、フレスコ画が美しい市庁舎です。こちらの正面だけではなく、両側面に描かれたフレスコ画もぜひご覧になってみて下さい。
市庁舎広場(Rathausplatz)
様々なイベントが開催されるのが、この市庁舎広場です。また、数年に一度披露される古代劇「ノ・エ・ヴィリ(No e wili)」も、この広場が舞台となります。そして広場を囲むようにしてそびえ立つのは、建物の壁に描かれたフレスコ画です。左手から、鹿の家、王冠の家、右手からは太陽の家、石の葡萄の家、赤牛の家とそれぞれに名前があります。
Charlotte Ledermannの工房
Schwarzhorngass 12
この市庁舎の右手前にある小さな小道を歩いて行くと、小さな陶芸のお店があります。こちらにある商品全て、店主でもある女性作家が作った一点物。中は工房にもなっているので、彼女が実際に作っている姿も見ることができます。*2014年閉店
カフェやレストランが並ぶライン川沿いの道
晴れた日に、川沿いでランチもオススメです。川沿いのレストラン・スパゲッテリア(Spaghetteria)の名物メニューは、1メートルの長さのスパゲッティです。ここシュタイン・アム・ライン産の極長スパゲッティを、ぜひご賞味ください。時間制限なしの食べ放題で、数種類のソースと一緒にいただきます。
船着場
シャフハウゼン市内から、シュタイン・アム・ラインへの船旅はおよそ2時間です。天候に恵まれた日には、船でシュタイン・アム・ラインに行ってみるのもいいでしょう。
20130706_naoko_Steinamrhein010s 子供や大人も意外と楽しめる蒸気機関車
街の散策に少し飽きてきたら、ライン川沿いを散歩するのも素敵です。船着場から、街と反対方向に歩くと、夏は期間限定で小さな蒸気機関車(Liliput Bahn)が走っているのが見えるでしょう。大きな遊び場もあり、子連れにも人気のスポットです。夏には多くの遊泳客で賑わいます。

<お問い合わせ>
生活文化史料館
Museum zum Lindwurm
Understadt 18, 8260 Stein am Rhein
+41 (0)52 741 25 12
info@museum-lindwurm.ch
www.museum-lindwurm.ch (独)

蒸気機関車
Liliput Bahn(Heiri Wanner)
Biberichweg 14, 8222 Beringen
+41 (0)79 602 75 94
heiri.wanner@bluewin.ch
http://www.steinerliliputbahn.ch/ (独)

<アクセス>
所要時間: チューリッヒ中央駅(Zürich HB)から約1時間10分
チューリッヒ中央駅(Zürich HB)からロマンスホルン行き(Romanshorn)に乗車、オーバーヴィンタートゥール駅(Oberwinterthur)で下車、シュタイン・アム・ライン行き(Stein am Rhein)の電車で最終駅で下車。

** 2018年更新


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