ムゼック城壁の時計塔 ( Zytturm, Luzern )

 ルツェルン(Luzern)の旧市街にそびえ立つ9つの塔を持つ、ムゼック城壁(Museggmauer)。この9塔のうち長い歴史を持つとされている、時計塔(Zytturm)をご紹介します。

 この時計塔のZytは、スイスドイツ語で「時間」(*独語ではZeit)、turmは「塔」を表します。この塔の名前からもお分かりのように、塔のファサードには、美しい壁画と巨大な時計があります。この時計は、1535年に塔が建造されて以来、街で最古の時計として今もなお時を刻み続けています。この塔の高さはメンリ塔(Männli)と数メートルの差で31メートルです。

 時計塔の入り口付近には、大きな時計が展示されており、これは1526年に製造されてから1911年までルツェルンの旧市街にある市庁舎で使用されていました。塔内は博物館のように、時計の仕組みや造りなど間近で見学することができます。木造の階段が最上階へと続いています。*他の塔と同様、階段が狭くて時折急になっていますので、お足元にはくれぐれもご注意ください。

 塔の最上階には、1535年以来今もなお時を告げる鐘があります。1時間毎ごとに、迫力のある鐘の音を間近で聞くことができます。実は、こちらの時計塔の鐘は街中の教会などの時計よりも「1分早く」鳴らされているようで、まるでこの鐘の音を「開始の合図」に、街中の時計が少し遅れて一斉に鳴り出すのは、この時計塔のもうひとつの見どころではないでしょうか。

 ルツェルンにいらした際は、この歴史ある鐘の音を聞きに時計塔へぜひ一度足をお運びください。

ムゼック城壁
Schirmertorweg, 6004 Luzern
http://www.museggmauer.ch (独)
公開期間: 4月1日〜11月1日

<お問い合わせ>
ルツェルン観光案内所
Luzern Tourismus AG
Zentralstrasse 5, 6002 Luzern
+41 (0)41 227 17 17
luzern@luzern.com
www.luzern.com (多言語対応)

<アクセス>
旧市街からは何通りもありますが、一番分かりやすいのが、シュプロイヤー橋(Spreuerbrücke)を旧市街側へ渡り、数分歩くとムーゼック城壁の上り口へとたどり着きます。

** 2018年更新


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