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未成年者の喫煙が増加

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 最近では、レストランや公共の場のほとんどが禁煙になる傾向にあります。日本ではベランダでの喫煙が問題となるくらい、喫煙者には住みにくい世の中となり、喫煙者数もそれに伴い世界的に減っています。

 スイスでも公共の施設や交通機関は禁煙で、引き続き禁煙化は進んでいます。しかし、スイス連邦保健局 (BAG) の最新の調査によると、一時減っていた「未成年者の喫煙」が増加しているそうです。

 同保健局によると、スイスでは10年前は一人当たりの年間喫煙数は2,288本でしたが、昨年は1,461本と大きく減りました。一方で、15才~17才までの喫煙者は、2012年には全体の約18.7%、2014年には20.7%まで上がりました。

 若い喫煙者は中毒になっている訳ではなく、その危険性をよく理解した上でたばこを吸っていると保健局のダニエル・バッハ氏 (Daniel Bach) は言います。

 ヴォー州 (Waadt) のたばこ予防プロジェクト (Tabakpraeventions-Stellen) のミケーラ・カネヴァスチーニでさん (Michela Canevascini) は、若者の喫煙が増えている背景にはたばこ会社が若者をターゲットに宣伝をしているためだと分析しています。

 スイスでは喫煙の年齢制限がないため、州によって未成年者にたばこの販売を制限する法律が設けられています。若者の喫煙者を減らすには、国を挙げての対策が必要となるのではないでしょうか。


スイス最古のマンモス

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 スイス中部にあり、美しい湖と中世の建物で有名なルツェルン (Luzern) には氷河期にできた巨大な穴や、氷河によって運ばれた石などがそのまま展示されている氷河公園 (Gletschergarten) があります。ここではその昔ルツェルン全体が分厚い氷河に覆われていたことを感じることができます。

 この地域では、2014年にエッシェンバッハ (Eschenbach) でマンモスの牙なども発掘され、それらは約29,000年前のものと言われていました。ところが、先週の水曜日ルツェルン州の考古学部門 (Die Luzerner Kantonsarchaeologie) は、「マンモスがいた時期は、スイス最古で約85,000年前になる」と新たな分析結果を発表しました。

 研究を行ったベルン大学 (Universitaet Bern) は、これまでは放射性炭素年代測定という方法を用いていましたが、炭素を含まない鉱物の年代を特定できるルミネッセンス年代測定を利用して岩石などを分析した結果、さらに細かく年代が明らかになったと述べています。

 あまりにも壮大で年代の違いを具体的に想像できませんが、この発見は氷河時代の史料にとってとても重要なものとなるそうです。