ローザンヌ、有料公衆トイレ設置へ

20190113_midori_news_225

 日本では通常無料で利用できる公衆トイレですが、スイスでは掃除などの維持管理費がかかるため、場所によって有料の公衆トイレも見られます。

 昨年9月、フランス語圏のローザンヌにあるリポンヌ広場(Riponne, Lausanne)周辺で一斉に行われた、公衆トイレの改装工事。これにより設置された自浄式トイレの半分は、これまで通り無料で利用できますが、残りの半分が有料となりました。

 このトイレの利用料は、1回につき1フラン(約110円)。毎日およそ30人が利用しているため、ローザンヌ市では毎月1,000フラン(約11万円)程度の収益を見込んでいます。

 無料新聞「20 minutes」の報道によると、同市が公衆トイレの有料化へと踏み切った理由は、街の中心地で問題となっている、「薬物中毒者たちによるトイレの破壊行為」に対抗するため。さらに一部の公衆トイレが薬物使用の拠点となっていたこともあり、同市では不衛生なトイレをなくし、衛生環境の改善に向けて継続的に取り組んできました。

 今回の公衆トイレの改装工事におよそ35万フラン(約3,900万円)を費やしたというローザンヌ市政局。そのミッションは、達成されているとのことです。

 日本の暮らしに慣れていると、公衆トイレが有料であることに違和感を感じてしまう時もあるかと思います。しかし、みんなが使う公共のトイレを清潔かつ安全に保つためには、有料化もやむを得ないのかもしれません。

 


コメントを投稿する