子どものプレイグループにも補助金支給

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 スイスには、2~5歳児を対象にした「シュピールグルッぺ(Spielgruppe、プレイグループ)」があるのをご存知でしょうか。その多くは午前の時間帯で、幼児教育の専門家がつき、少人数グループで歌や工作、体操、自由遊びを行います。

 専業主婦やパートタイム勤務の親の多くが、4~5歳からの幼稚園入園前の練習にと、週2回ほど子どもを通わせるのが一般的です。こうしたグループの参加費は自費ですが、アールガウ州ゾフィンゲン(Zofingen, Aargau)では、来年から補助金が出されることになりました。

 スイス公共放送SRFの報道によれば、このパイロット・プロジェクトは、2019年8月~2022年7月までの3年間限定。週2回通うと毎月130~200フラン(約15,000~23,000円)かかるところ、世帯収入にもよりますが、最大で100フラン程安くなるのだとか。

 このプロジェクトを立ち上げた理由について、同市青少年子ども家庭課長リヴィア・ルステンバーガー(Livia Lustenberger)氏は「収入の低い世帯でも、金銭面が理由で断念することのないようにしたい。また、シュピールグルッぺを間接的に支援し、質の向上を図りたい」と説明しています。

 希望のシュピールグルッペに申し込んだ後、専用の用紙に記入することで、補助金を受けられます。ただし、所得制限を設けており、120,000フラン(約1,370万円)以上の世帯には支給されません。

 移民の多いスイスでは、子どもが幼いうちからドイツ語の訓練も兼ねて保育園やシュピールグルッペに通わせる家庭が多いのも事実。こうした取り組みによって、より多くの子ども達に機会が与えられるといいですね。

 


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