鉄道職員にも、クリスマスクッキーを

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 クリスマスシーズンは、ショッピングなどで慌ただしくなりがち。そんな中、無料新聞「20minutes」では、ほっと心温まるエピソードが紹介されています。

 ハンス・イェルグ・スターク(Hans-Jörg Stark)さんは、ベルン-バーゼル間の通勤手段として、スイス連邦鉄道(SBB)を利用。改札のないスイスでは、鉄道職員による車内検札が行われることがありますが、スタークさんはアドヴェントの期間中、車内で彼らに手作りのクッキーをプレゼントしているそうです。

 毎朝、家を出る前に、手作りのマイランダリ(Mailänderli、レモン風味のバタークッキー)を2~3袋詰めて持って行くという同氏。フレッシュな状態で贈りたいために、仕事が終わった後の夜にクッキーを焼くのだとか。中にはSBBのロゴの形をしたものもあり、気持ちがこもっているのが伝わります。

 同氏はこの行動の理由について、「検札の職員はいつも素晴らしい仕事をしているが、時に大変な事態に遭遇することもある。切符を持たない人たちと議論になり、電車の発車が遅れることもありえるだろう。私は、大変なプレッシャーと戦っている彼らに、尊敬と感謝の気持ちを表したいと思いました」と語っています。

 クッキーを受け取った職員たちの反応は、十人十色だといいます。「単に受け取るだけの人もいれば、感動のあまり、後日お礼のメールをくれた人や、Twitterにコメントしてくれた人もいる」と話す同氏。電車が空いている夜は職員にも余裕があり、話をすることもあるのだそうです。

 スイスではクリスマスに合わせて支援団体に募金する人々も多いですが、鉄道員へこうしたプレゼントを行うのは珍しいこと。きっと職員の気持ちもほぐれ、温かい気持ちになったことでしょう。

 


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