ビオ製品、割高でも需要増

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 スイス連邦農業省(OFAG)が公式サイト上で先日発表した統計によると、近年、スイスの消費者の間でビオ(オーガニック)製品の需要がますます増加しているとのことです。

 スイスにおける昨年のビオ製品の売り上げは、有機野菜が前年比7%増、有機果物に至っては13%増を記録しました。

 同省によれば、昨年9月から今年8月までの間に約4万6,700トンもの有機野菜が小売店などを通じて販売され、その価値は3億9,000万フラン(約441億円)にも上るとのこと。その中でも特にトマト、人参、ピーマンが人気なのだとか。現在では、ビオ製品は市場の15%を占めているといいます。

 同様に、果物に関しても増加傾向にあり、売上高は2億5,300万フラン(約286億円)に達しています。特に、バナナ、リンゴ、レモンの売れ行きが好調とのこと。

 人気は上昇しつつあるものの、有機栽培で生産されたビオ製品は通常の野菜や果物より価格が高いのも事実。

 同省が出した統計によれば、子供2人の世帯を比較すると、同じ食品を購入した場合でも、ビオ製品を購入する世帯は、ビオ製品以外を購入する世帯より月当たりの支出が約50%増えています。

 ビオ製品は、生産に手間とコストが掛かっているため、どうしても価格が通常よりも高めになってしまいます。しかし「食の安全」が叫ばれる昨今、たとえ価格が高くても、おいしくて安全なものを求める消費者は今後も増えていくことになりそうです。

 


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