フィットネスしながら粉をひく!?

20181120_shimoda_news_054

 スイスもいよいよ寒くなってきました。運動不足を解消するため、室内のジムに通う人もいることでしょう。今回は、一風変わったフィットネススタジオをご紹介します。

 その名も「お野菜ロバ(GmüesEsel)」と名付けられたベルン市内のこの場所では、体を動かすことで、何と食べ物ができてしまうのだとか。  

 備え付けられた器具を使って運動すると、トウモロコシやデュラムコムギ(Hartweizen)がひかれて粉になり、ポレンタや小麦粉になる仕組み。また、動かすことで菜種(Raps)がプレスされ、菜種油ができる器具もあります。

 4年前に同スタジオを開いたトーマス・ヴィーランド(Thomas Wieland)氏は、これらの器具をすべて自作。他にも、りんごや梨などのドライフルーツを太陽光発電装置で作るなど、「地産地消」を目指した活動を展開しているとか。

 出来上がった小麦粉や油は、4分の1量が持ち帰り可能。残りは、ベルン市内のビオ店舗やマーケットで販売しています。

 訪れる人たちの評判は上々で、「元々ジムに通うタイプではないけれど、ここなら社会的に意義のあることができる」「実際に目の前で油が容器にたまっていくのを見られるので、モチベーションが上がる」という声も聞かれます。

 個人の運動量にもよりますが、1時間の運動で、約5キロの小麦粉や1リットルの油が生み出されるとのこと。気持ちよく汗をかいた後、自分の力でできたポレンタや油を使って食事を作るのも格別でしょう。

 ※同スタジオは週2回、予約制で運営されています。詳細は、こちらのウェブサイトをご覧ください。


コメントを投稿する