クリスマスの営業、延長はあり!?

 スイスだけでなく、ヨーロッパでは主要駅やガソリンスタンド、大きなショッピングセンターを除くほとんどの店が日曜や祝日には閉まり、クリスマスや年末年始は静かに過ごすのが当たり前でしたが、その習慣も徐々に変化しているようです。

 大手スーパー、コープ(coop)は、チューリッヒ(Zürich)にある10軒以上の店舗の閉店時間を、今年のクリスマスイブは20時まで、大晦日は21時までとして営業を延長する計画であると無料新聞20minutesが報道しました。昨年までの閉店時間は17時か18時でした。

 スイスでは以前から小売店の営業時間に関心が高く、議論が多く交わされてきました。今回も、この報道に対して3,000人近くの人がコメントを寄せています。

 関係する同店の従業員は、「どんどん休暇が少なくなっている」と嘆く一方で、「店は売り上げが上がり、従業員は給料が多くもらえるのでは?」といったコメントもありました。

 労働組合ウニア(Unia)のロレンツ・ケラー(Lorenz Keller)氏は、「遅くまで働く従業員達は、家族で過ごす時間が少なくなってしまう。今回の延長は小売店の営業時間が徐々に緩和されていることの証明であり、サラミ戦術のようだ」と気が付かないように少しづつ既成事実を作っていく「サラミ戦術」に例えています。

 一方、同店のアンドレア・ベルクマン(Andrea Bergmann)さんは、「営業を延長するのは一部の店舗で、多くの店は24日は17時で閉店する。遅くまで営業する店舗があれば、顧客に休暇直前の買い物をしてもらうことが出来る。お客さんは喜んでくれるはず。従業員の希望も可能な限り考慮する」とコメントしています。

 また、大手スーパーミグロ(Migros)のクリスティーナ・マオラー(Cristina Maurer)さんは、「ドイツ語圏の主要駅や空港にある店舗は遅くまで営業するものの、それ以外は24日は16時、31日は17時もしくは18時で閉店する予定」と発表しています。

 ヨーロッパは昔と比べると営業時間が長くなり、ずいぶん便利になりました。日本では逆に人手不足で、24時間営業の店舗が減少しているとか。今後どうなっていくのか注目ですね。

 


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