チューリッヒ大学〜テスト不要な短期留学制度〜

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 スイスの大学進学率は約20%と低く、本気で学びたい学生のみが集まっているのが、スイスの大学の特徴です。チューリッヒ大学(University of Zurich)は主要都市チューリッヒに位置する総合大学で、学生数は約2万6000人とスイスで最も大きい大学。教員やスタッフの約50%、学生の約20%が外国人で、国際色豊かであることも特徴の一つです。

 今回は、当大学でVisiting Studentというシステムを利用しながら、1年間の短期留学をしている日本人学生の体験をもとに、同システムについてご説明します。

Visiting Studentとは?
 Visiting Studentというシステムは、当大学と提携校ではない他大学の学生でも、当大学にて最長1年間(2学期)学べるシステムです。在籍中の待遇は他の学生と全く変わらず、期間限定の学生という扱いになります。学部も日本で一般的な交換プログラムとは異なり、自分が学んできた分野と関連した分野であれば、自由に選択して受講することができます。

ヨーロッパ単位互換制度
(European Credit Transfer System 
*以下ECTS)

 留学中はECTSの単位が取得できます。日本でも大学によっては、取得したECTSを日本の大学の単位に換算することが可能。または、卒業に必要な単位数を3年生が終わるまでに取得することも一つの手で、単位換算のことは考えず、休学中に留学することができます。

 スイス滞在ビザ申請については、在日スイス大使館、または在スイス大使館を通じて申請が必要ですので、大使館にご確認ください。

申込みに必要な資格と手続き
 この制度はチューリッヒ大学以外の大学で、2年間以上学んだ学生であれば誰でも申請することができ、特に言語能力の証明やテストを受ける必要はありません。

 入学の申請は下記期日まで行い、手続きも英語で対応をしてくれるので、比較的簡単に行えます。前期(9月〜1月/Fall semester) は5月15日から31日まで、後期(2〜6月/Spring semester) は11月15日から30日まで。申請や提出書類などについてはこちらを参考にしてください。

学費
 スイスのほとんどの大学の学費は安く、当大学でも前期・後期の2学期を申し込んだ場合の学費は、1年間で約30万円(2440フラン)と、非常に留学生に優しいシステムです。

①  授業料: 720フラン/1学期
720フラン× 2学期(前期・後期)=1440フラン


②  留学手数料:500フラン

500フラン× 2セメスター=1000フラン

学費合計 ( ①+② ):2440 フラン
*2018年4月現在

<その他諸費用>
 基本的に教科書は使用せず、資料はオンラインにアップされるので、諸費用はあまりかかりません。教材を購入しなければいけない授業もあるのですが、稀ですし、かかっても10フラン程度で済むようです。


 九州ほどの面積の国で4つの公用語が話され、地域ごとに異なる文化や性質を持つスイス。テストが不要な上に学費が格安なこのシステムを利用すれば、英語やドイツ語での大学の講義や、英語とドイツ語コースなども受講できます。まさに大学生だからこそできる体験、それがスイス留学です。

 英語やドイツ語で勉強をしたいけど留学は高すぎると諦めていた方、またスイス特有の文化に触れながら何かを学んでみたい方には、スイスでの留学はとてもおすすめです。異国の文化に触れながら、スイスならではのスタイルで学んでみませんか。


※ 同大学のVisiting Studentについての詳細は、大学に直接お問い合わせ頂くか、こちらを参考にしてください。
※ 上記の記載内容は、日本人学生が2018年にスイスで体験したことをもとにしています。あくまでも目安としてご参考までにご活用ください。


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