築40年の団地に再び子供たちの声

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 スイスでの住居探し、みなさんもご存じの通り、特に都市部では価格も高騰し、リーズナブルな物件探しはとても難しいのが現状です。

 そこでチューリッヒ(Zürich)市では、古い団地をリノベーションして活用する取り組みを行っています。先週、新たに生まれ変わった団地がメディアに公開されました。

 チューリッヒ湖畔の町ヴォリスホーフェン(Wollishofen) にあるパラダイス団地(Wohnsiedlung Paradies)は、建築家エルヴィン・ミュラー(Erwin Müller)氏によって設計され、1970~72年に建てられましたが、建物の老朽化が進み、部屋やキッチンも狭く家族向けにはあまり人気がない物件でした。

 ところが、リノベーション後は220あった戸数を194に減らし、間取りを広くし、浴室やキッチンを新しくしました。その結果ファミリー世帯が増え、5棟からなる団地の住民は417人から574人に、子供の数も79人から194人に増えました。

 気になる家賃ですが、1.5部屋の住居は月々約800フラン(約9万円)、4.5部屋は約1,600フラン(約18万円)、5.5部屋でも約2,300フラン(約26万円)とリーズナブルで、さらに1/3の住居は市からの補助金の対象となってるとか。

 住んでいる人からの評判も良く、夫と3人の子供と4.5部屋の95㎡の住居に住んでいる女性は、「専業主婦の私にとっては、夫の給料だけで払える家賃にはとても満足しているし、中庭にある公園は部屋から見えるので、子供を遊ばせておいても安心。」と喜んでいます。

 内装は新しい上に、安く住める団地は魅力的ですね。このような取り組み、どんどん進めてもらいたいです。

 同団地について詳しくは、こちらのチューリッヒ市のホームページをご覧下さい。(独)  


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