中学2年からの就職活動

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(c) Berufs Messe Zurich 2015

 小学校を卒業する段階の成績や生徒自身の希望によって、主に普通中学(Sekondal Schule)や中等一貫校中学部(Gymasium、またはMaturitätsschule)の2つの進路のうち、1つを選択してから、本格的な中学校生活が始まります。

 夏休み明けから中学生活が始まると、世の中にある様々な職業に身近で見たり体験出来る職業メッセ (Berufs Messe) への訪問や4者面談などを行い、本人の希望や適性をみていきます。この課程にいる子どもたちは、大まかに次の3つのタイプに分かれます。

①   やりたい職業が見えてくる子ども
②   学業を続けたいと思う子ども
③   まだ将来が決められない子ども

 ①と③に該当する子どもについては、中学2年生の半分が過ぎたころから、中学3年生が始まるまでの間 (主に3年生になる直前の夏休み) に様々な職場でシュヌッペン (Schnupen) と呼ばれる、職業体験のために、企業に直接電話をするところから履歴書作成、そして面接までを自分で行っていきます。

 ②に該当する子どもでも、同様に活動することもできます。企業のエントリー方法は、きちんとした選考があるところや先着順のところなど様々で、学校や親の協力を得て子ども自身がエントリーし、このような就職活動を経て「この夏休みは、5週間のうち、3つの違う職場で働かせてもらう」 となったりします。

 ただ、各企業などで職業体験をしたからといって、そこに就職しなければいけない、または優先的に就職できる保証はありません。優位な点で言えば、働き先から職業体験したという証明書がもらうことができるので、就く仕事の分野に該当する学校に進学したり、見習いとして仕事を始めるのであれば、その証明書が必要、または有効になる場合があります。

 学校では、慣例的に夏休みの受け入れ態勢が整っており、子どもの方もきちんと時間を取れることが多いです。また、夏休み以外でも必要に応じて、職業体験をすることはできるので、その場合には欠席扱いになりません。

 このように学校では、子どもたちが「中学2年の就職活動」を通して、早い段階で職業体験や就職活動を行う体制をとっています。

中学からの教育 〜進路選択〜もあわせてお読みください。

 

*上記に記載している情報は、あくまでも例として、個人が経験した体験談を交えています。
*現在お住まいの地域の学校により、記載内容と異なる場合があります。詳細については、自治体の学校教育を管轄する課、または学校に直接お問い合わせください。

 


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