バスが重いので降りて下さ~い!?

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 今月7日月曜日の朝8時過ぎ、チューリッヒ (Zürich) のロートブッフ通り (Rotbuchstrasse) のバス停は、いつものように通勤客で混雑していました。スイスのバスはエアサスペンションを使って、乗客が乗り降りしやすくするために、「ニーリング機能」を採用しています。

 いつも通り、バスがこのバス停に停車し車体を傾け乗客を乗せたところ、突然運転手がスピーカーで、「バスが重すぎるので、何人か降りていただけませんか。」というアナウンスを流しました。そのとたん、バスの中では笑いが起こり、10人程の乗客がバスから降りました。その後バスは問題なく作動し発車ができたようです。

 毎日このバスで通勤している、その場に居合わせた人によると、このようなことは初めてでラッシュの時間にもかかわらず、人々の雰囲気はとてもよかったと話しています。また、チューリッヒ交通局 (VBZ) によれば、この機能はたとえバスが満席になっても動かなくなることはないともコメントしています。

 この「ニーリング機能」とは、人が片ひざをつく姿勢(英語のKneelingから)で、歩道側の空気バネをパンクさせて、車体を歩道側に傾ける機能として、日本でも使われています。

 いつもひざまずいて乗客を迎えてくれるバス、「重くて悪いな」という気持ちを乗客も感じたのかも知れませんね。

 


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