犬のトレーニング義務化廃止へ

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 話題のニュースでもよく取り上げましたが、2008年に導入された飼い犬を飼っている人が受けなければならないトレーニングが任意となりました。今後は受けたい人が受けることになります。喜んでいる犬の飼い主もいると思いますが、トレーニングの学校では収入源がなくなり、廃止をあまり歓迎していないようです。

 スイス州獣医協会 (Vereinigung der Schweizer Kantonstierärzte) の会長であるロルフ・ハニマン (Rolf Hanimann) 氏も、この決定を残念に感じています。というのもこのトレーニングは、犬の社会的な受け入れに貢献していたからだと言います。また、専門的な知識は、犬をうまく扱うためにもとても重要なので、義務ではなくなっても任意で受けてほしいと助言しています。

 一方、大衆紙である日曜新聞ゾンタークスブリック (SonntagsBlick) では、2008年にトレーニングが義務化されたのにもかかわらず、犬にかまれる事件の件数が2007年は2,678件だったのが2008年には3,500件に増加しているのは、トレーニングに通っても安全性には変化がないのではないかと投げかけています。

 それに対しベルン州の獣医レト・ヴィス (Reto Wyss)氏は、犬が以前よりも危険になった訳ではなく、人々の意識が高まり小さな事件でも報告するようになったからだと説明しています。

 ヨーロッパの犬がお行儀がいいのを見るといつも関心してしまいます。一度受けたら何度も通う必要はないと思いますが、基本的なしつけの方法等は教えてもらえると安心ですね。


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