なにかと注目されるスイスミルタワー

20160921_kumiko_news_17

 今年の4月にチューリヒ市内 (Stadt Zürich)を流れるリマット川 (Limmat) 沿いに完成した、スイスミル タワー (Swissmill-Tower)。

 正式名称はコルンハウス チューリヒ (Kornhaus Zürich) といい、高さ118mの市内で2番目に高い建物です。このタワーは、製粉所の穀物貯蔵のための塔型サイロです。この建物の外観については様々な意見がありますが、「市内で最も醜い建物」と批判する人が多いようです。

 このスイスミル タワーの建築をめぐっては2011年2月に住民投票が行われ、約58%の市民が建築を支持しました。この製粉所は以前からこの場所に在ったのですが、さすがに118mの高さのサイロ(貯蔵庫)を作るということで反対意見がかなりありました。市中央部の近くに、灰色のコンクリートの細長い塊が建っている風景に異質を感じても、不思議ではないでしょう。

 この醜いと批判されているスイスミル タワーに関しては、もう一つ注目すべき話題があります。それは、この建物の最上階に市政府の会議室が作られるという噂です。

 5年前に建築反対派が、スイスミル タワーの最上階が市政府の会議室として利用される予定であり、許されない行為であると住民投票の直前に言い出しました。これに対してスイスミル側が、市政府からそういう話は出ていないということで一件落着しましたが、なぜかその後もこの噂は消えることなく、現在も様々な場で耳にされています。

 この噂に対し、市政府は否定しており、仮にもしスイスミル タワーの最上階に会議室を作るという案が出てきたならば、きちんと報告すると話しています。

 しかし、5年経った今も消えることなく巷に広がっている噂。火のない所に煙は立たないという諺がありますが、やはりなにか根拠となるものがあるのでしょうか?

 外観をめぐって、そして見晴らしがよいに違いない最上階の利用方法についてと、なにかと注目を浴びているスイスミル タワーですが、今後の展開に注目したいところです。

 

 


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