チューリヒ消防士の上衣が在庫薄 ?!

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 消防士にとって、欠かせない活動服。スイスでその活動服を着た消防隊員たちを一度は見かけたことがある人も多いかと思います。 チューリヒ州 (Zürich) では、消防士の活動服上衣の予備が底を附く状態となっています。

 作業服などの備品調達を担当するのは、州政府に属するチューリヒ州建物保険 (Gebäudeversicherung des Kantons Zürich)。3000着の活動服上衣を購入、納入開始は5年以内、そして2021年までに完納予定で、今年5月から調達準備を始めました。

 ところが、今になって入札が中止されました。チューリヒ州建物保険によると、中止の理由として、提出された価格が高過ぎたり、要求基準に見合った入札案件がなかったと説明されています。このため、見た目よりも機能を重視し、要求基準を下げ、早ければこの秋にも新たに入札を開始するとのことです。

 一見どこの役所でも起きそうなことのような気がしますが、チューリヒ州建物保険はすでに2014年12月にも3百万スイスフラン(約3億円)の防火服発注契約を、入札過程での不備を指摘され、取り消した経緯のあるところです。

 なにかと支障の出る物品調達ですが、2度あることは3度あるという諺通りにならずに、消防士が安全に活動できるよう、次回の入札が上手くいくことを願うばかりです。

 


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