チューリヒに住む中国人の増加

20160803_kumiko_chinese 近年、どこへ行っても中国人観光客で賑わっていますが、チューリヒ (Zürich) に住む中国人も増えているようです。

 インターネット検索では、チューリヒ市内で少なくとも32の中華レストランがヒットするとのこと。しかし、数の上で断然トップは伝統中国医学で、150件以上の検索結果です。もちろん中国人以外の医療者もいますが、伝統療法の治療所は市内いたる所に存在します。その中でも、とりわけ11区 (Stadt Zürich, Kreis 11) に多いようです。

  市当局の統計によれば、同州には1734人(2015年時点)の中国人が住んでいます。特に多く住んでいる市行政区は、11区と12区で、5区に住む中国人の数と比べると4倍となっています。この2つの行政区に住んでいる中国国籍の住人の数は、2015年時点で20年前の9倍という増加ぶりです。

 このように数は増えているものの、スイス国籍を取得する市内在住の中国人の数は増えていないとのこと。これについては、国籍取得の申請をする人が少ないのか、申請を認められない人が多いのか、市当局は詳細を明らかにしていません。

 スイス全国でみた場合、住民一万人に対して中国人の占める割合が最も高い州はヴォ―州 (Vaud) で、ジュネーヴ州 (Genève) そしてヴァレー州 (Valais) がそれに続き、チューリヒ州は4番目となっています。ヴォ―州に中国人住民が多いのは、ホテル学校で学ぶ学生が多いためで、場所によっては全住民の一割を占める所もあるそうです。

 さて、中国人住民について分かりましたが、それでは同州に住む日本人住民についてはどうなのでしょうか。2015年時点で日本人は584人が同州に住んでいるようですが、永住者数が含まれていないため、この人数よりもさらに多くなるといえるでしょう。

 スイスに在住する日本人の人口も増加傾向にあり、2015年には1万310人、2010年と比べ約20%増えているほか、日本人が多く住む国を国別でみた場合、スイスは上位20番目となっています。

スイス在邦人人口まとめについては、スイス在留邦人人口 (2011-2015)をどうぞ。


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