ベビーブームのチューリヒ

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 高齢化や一人暮らしが多いイメージとは裏腹に、スイス国内でトップの出生率を誇るチューリヒ市 (Stadt Zürich)。同市庁舎が発表した2014年の出生率では、ヨーロッパの都市の中でも、オスロやストックホルム、アムステルダムに次ぐ高出生率の市となりました。

 2015年には5191人の赤ちゃんが誕生しており、これは1996年以来最多となっています。出生率増加の傾向は、2004年あたりから始まったようです。

15歳から45歳の間の女性の数が過去20年間に18%増えたこと、そしてこの女性たちの出生率が大幅に増加したことが、ベビーブームの要因となっているとのことです。とりわけ35歳から39歳の女性の子供を欲しいという願望が増えており、2015年にはこの年齢層の女性の出産率は2000年と同様、2倍となっています。

 また、市内の地区で比較した場合、一人暮らしや子供のいない世帯が多いチューリヒ市西部 (Zürich-West) での出生率増加が著しいという、驚く結果が出ています。さらに、子供願望と収入には相関がみられ、高所得層での出生率が高くなっています。

 


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