フラン高騰によるスイス人の爆買い

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 以前、話題のニュースでドイツの昨年の若者の言葉「スモンビー」を紹介しましたが、スイスの昨年の言葉は「ショッピングツーリズム(Einkaufstourist)」 でした。スイスフランの高騰で、ユーロで買い物ができ、免税にもなる隣国のドイツやフランスへ大勢のスイス人買い物客が押し掛けている現状を表した言葉です。

 市場調査会社のGfKによると、2015年にスイス人が海外で買い物をした額は約110億スイスフラン (約1兆2,300億円) に上り、約57%のスイス人が最低でも月に1回は海外で買い物をしていると言います。またドイツでの買い物は約50億スイスフラン (約5,600億円)で2013年に比べ4%増えています。

 ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州 (Baden-Würtemberg) にある国境の町コンスタンツ (Konstanz) は、週末になると多くのスイス人で混雑します。スーパーマーケットや商店は、スイス人買い物客のおかげで商売が繁盛していると喜んでいますが、交通渋滞、駐車場や店にできる長蛇の列に住民達はスイス人を歓迎していないようです。

 同州は、50ユーロ以上の買い物にのみ免税が適用されるべきだと国に主張しています。コンスタンツの税関で申請される約半分が50ユーロ以下の買い物で、税関では煩雑な仕事に負われていると報じています。

 買い物客で町が賑わうのは悪いことではありませんが、ある程度の規則が必要かも知れませんね。

 


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