燃え尽き症候群の新しい診断方法

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 スイスではバーンアウトシンドローム (燃え尽き症候群) になる人が増えているといいます。バーンアウトシンドロームとは、それまで意欲に燃えていた人が、突然無気力や自己嫌悪に陥って燃え尽きるように活力を失ってしまう心身の疲労症状のことです。

 スイス労働医学研究所 (Ifa) の所長であるパトリック・フンチカー氏 (Patrik Hunziker) は、バーンアウトシンドロームの症状はうつ状態と似ているため正しい診断は難しく、またその症状は何年もかけて進行して突然現れるため、早期に発見するのは簡単ではないと説明しています。

 同研究所では、早期発見のためオーストリアで開発された、24時間の心電図を記録し交感神経と副交感神経のバランスを調べる新しい診断方法を用い、スイスの4つの企業の従業員800人を対象に調査を行いました。

 調査の結果、本人には全く自覚がないのに体はすでに疲労状態を表している人が何人がいました。症状が現れている人には、休養をするようアドバイスをしたり、重症の場合は仕事を休むよう促します。

 フンチカー氏は、この方法は早期に正しい診断を下すことができるので、職場で定期的な検査として取り入れて欲しいと言っています。検査には約61,000円 (500スイスフラン) かかり、保険が適応される場合もあるそうです。


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