マルメロのジュレ ( Gelée de coings )

日本ではあまり馴染みのない「マルメロ」
 深みのある上品な甘さとさわやかな香りが特徴の「マルメロ(Coings/Quitten)」を使ったジュレ。パンに塗るだけでなく、肉料理に添えたりチーズと一緒に食べたりと、スイスではとても馴染みのある食べ物です。ジャムと違って果実を濾してあり、さらりとした食感なため、紅茶などに加えるのもおすすめ。

20190827_megumi_geleedecoings_003_cut 果実はラベルの絵のように橙色と黄色の中間の色で、洋ナシのような形をしているのが特徴といえます。マルメロは別名「セイヨウカリン亅とも呼ばれており、見た目もよく似ているのですが、日本の「カリン(花梨)」とは別物です。カリンと違い、皮の表面にうっすらと細かい綿毛がはえているのがマルメロ。

 実はマルメロはヨーロッパにもともとあったわけではなく、中央アジアが原産のフルーツ。学術的な資料は残っていないようですが、古代ギリシアの時代に地中海地方へ伝わったのではないかと言われています。

ornamental-quince-2684072_1920_freefoto_cut果物を見つけたら、ぜひその香りをかいでみて
 マルメロの果物の香りはとても良く、アロマにも使われるほど。ですが、そのまま食べるには酸味と苦味が強すぎるので、砂糖漬けにしたり、ジュレやジャムにして食べられることが多いのだそう。

 自家製のマルメロジュレやジャムを作る家庭もありますが、長時間煮込んだり、ジュレの場合は果実を濾したり、となかなか大変な作業を要するようです。ですがもしマルメロが手に入る機会があれば、その貴重なチャンスにぜひ一度手作りジュレにチャレンジしてみたいところ。日本のレシピサイトなどにもジュレの作り方が紹介されていることがありますので、参考にされるとよいでしょう。

20190827_megumi_geleedecoings_001_cut ちなみに写真の商品はミグロ(Migros)で購入した「マルメロのジュレ(Extra Gelée Coings, 500g)」で2フランでした。お気軽に試したい方は、ぜひ既製品を探してみてください。

 味にクセがなく色々な食品と合わせることができるので、色々な食材との組み合わせを試してみるのもよさそう。

<購入先>
Supermarché Migros – Morges
Rue de la gare 19, 1110 Morges
+41 (0)58 573 57 00
https://www.migros.ch (仏・独・伊)

** 購入した商品の価格は2019年8月時点のものです。販売時期や販売店によって異なる価格、または販売終了となっている場合もありますので、予めご了承ください。


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