絶景を見ながら駆け抜ける!スイスの山でトレイルラン

20191222_Yumi_TrailRun_3_cut日本で人気のトレラン、スイスでも盛り上がっています
 日本でも「トレラン」ことトレイルランニングが少しづつ人気になってきているようですが、スイスでも、広大で綺麗な山を利用するスポーツはとても盛ん。スイス国内各地で、様々なトレイルランニング大会が開催されています。

 これは一般的に中距離走の一種で、舗装道路以外の山野を走るスポーツです。日本ではトレランやトレイルランのほかに、山岳レースやクロスカントリーとも呼ばれています。さらに厳しい条件で行うものとしては100キロ以上の距離を走るウルトラレース、急勾配を登るバーティカルなどもあります。

マラソンとの違いはその装備
 マラソンとの違いとして、まずは山野を走るための装備が挙げられます。トレランでは専用の小型リュックサックかベスト状の物に必要なツールや食品を入れて走ることが普通。走る距離によって異なりますが、大会においては一定量の水分・栄養補給の食品・怪我した時用のテープング用テープ・サバイバル毛布・携帯電話などを入れて走ることが条件になっていることが特徴的です。

20191222_Yumi_TrailRun_7_cut トレラン人口が増えたことによって専用の装備も各スポーツブランドから開発され始め、スイス国内にある大きめのスポーツ店ではトレラン製品も豊富に取り揃えられるように。軽く走りやすくグリップの良いトレラン用シューズ、また、水筒の代わりにチューブを使って給水できるハイドレーションシステム、急勾配コースをサポートするストックなどなど、見ているだけでわくわくします。

開催条件によって異なる装備内容・加入保険
 さてトレランの装備ですが、開催場所によっては必要なものがさらに増えます。標高が高いところで行われる長距離レースでは山頂だけ天気が悪いことも考慮して、最低限でも防水性のあるウインドブレーカー・手袋・早朝や夜間に走る場合のヘッドライト・コンパス・ホイッスル・サングラスにくわえ、コースに氷河部分がある場合は靴に取り付けるクランポン(アイゼン)なども必要になってきます。

 事前準備としては、保険についての確認および加入も考えられます。健康保険証の持参や山岳保険の加入なども大会によっては必要になることもあるため、事前に必要参加ルールなどを各自で確認することが重要です。

20191222_Yumi_TraiRun_1_cutスイスアルプスでトレランをする醍醐味はやはり絶景
 今回私もトレラン大会に参加したのですが、その景色に感動!

 スイスならではの素晴らしい氷河や山岳風景を見ながら、森の中の厳しい勾配を登り、透き通る水が流れる川の古い石橋を渡り、または小川をまたぎ、雨や霧に濡れ、泥まみれになりながら、体全体で自由な気分が感じられるのが魅力のこのスポーツ。終わった後の達成感は、想像以上に素晴らしいものでした。

20191222_Yumi_TrailRun_8_cut スイス観光業界でもトレランを観光アクティビティーとして注目し、各地であらたにトレイルランニング大会が立ち上げられる傾向にあります。お試しコースとして数キロ程度のコースが選べたりする初心者用もありますが、本格的な100キロコースや標高差が数千メートルにもなるウルトラレースなど、さまざまな人のレベルにあった大会やコースが用意されています。73カ国もの人が参加するアイガーウルトラトレイル(Eiger Ultra Trail)、マッターホルンウルトラクス(Matterhorn Ultraks)などは有名で、人気のある大会は受付開始すぐに定員に達することもあるのだとか。

 例として、アイガーウルトラトレイルは101キロコースは、標高差6,700メートル、2,600mの息を飲む景色を楽しめる一方、夏山でも多くの危険が伴う、ベテランしか味わうことのできないコースです。他にも同大会では、16キロコース・標高差960メートルのコースなど4種類のエントリーが用意されています。

20191222_Yumi_TrailRun_5_cut トレラン大会者向けツアーで参加したと思われる日本人ランナーもよく見受けられます。トレラン大会参加を目的に、スイス旅行するのも楽しそうですね。

<参考情報>
スイストレラン情報が見られるサイト (多言語対応)


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