光のフェスティバル ( Morat Festival des Lumières, Friboug ) 〜レポート〜

 今年で第四回目となる「光のフェスティバル(Morat Festival des Lumières)」がフリブール州のモラ/ムルテン(Morat/Murten, Fribourg)にて27日まで開催中です。

小さな村の一大人気イベント
 開催年数が浅いにも関わらず今や大人気のこのイベントは、人口約8千人の小さな町が一年を通して一番にぎわう期間。例年訪問者を増やしており、この12日間のイベントで去年は約7万人が来場、今年は天候にも恵まれているため8万人を達成するのではないかと言われています。

 開催期間中は旧市街が光を使ったアートに包まれ幻想的。30ものアーティストによる光の芸術作品が街中に点在し、町を囲む城壁も美しくライトアップされ、会場到着と同時にその幻想的な雰囲気で来場者を魅了していました。

プロジェクションマッピングは必見
 中でも人気なのが、プロジェクションマッピングを駆使したアニメーションの上映です。一日に6回の上映があり、週末などは混雑が見込まれるので、小さなお子様連れのご家族は上映時間開始よりも早めに行って場所を確保しておくと良いかもしれません。

 このフェスティバルでは室内でも作品の展示があるため寒さに震えることなく楽しむことができます。教会では席付きでプロジェクションマッピングと生演奏による詩の朗読が行われていました(入場料とは別に料金がかかります)。この町はフランス語とドイツ語の2カ国語を公用語としているので、詩の朗読もその2カ国語を交代で読まれていたのが印象的でした。

LEDにより抑えられた電気使用量
 代表のステファン・モレ(Stephane Moret)さんにインタビューをさせていただいたところ、当初は3万人の来場者を想定していたそうで、予想以上のイベントの人気に驚いたことをまず教えてくださいました。小さな町であるがゆえに、市民の通常の生活に支障をきたさないためにもこれ以上イベント期間を延ばすことも難しいようす。来場者の混雑を緩和するためにも冬に新しいまた違ったイベントを考案中だそうです。さらに、来年第5回目の光のフェスティバルに向けてのプロジェクトも既に開始しており、一年をかけてまたこの素晴らしいフェスティバルを作り上げていくとのことでした。

 また、制作裏話として、このフェスティバルの全期間の電気総使用料はLED電球を多く使ったため、驚くことに家族一世帯分の一年の使用料と変わらないことを教えてくださいました。

首都ベルンはモラ/ムルテンをお手本に作られた!?
 会場の街モラ/ムルテンの歴史は古く、スイスの首都ベルン(Bern)の模範となった街並みだと言われており、時計台やアーケードがその雰囲気を想像させます。徒歩で一時間もあればまわれるほどのコンパクトな大きさのこのイベントは、比較的疲れずにフェスティバルをくまなく回りながら楽しむことができました。

 ムルテン湖から船で来場することもできます。まだ観光されたことがない方はぜひお試しになってみてはいかがでしょうか。

<2019年度 開催日時>
1/16~27 18:00~22:00

<開催場所>
モラ/ムルテン(Morat/Murten)旧市街周辺

<費用/入場料>
大人5フラン、子供(16歳まで)無料

<参考サイト>
MURTEN LICHT-FESTIVAL
https://www.murtenlichtfestival.ch/ (独・仏)

<お問い合わせ>
モラ/ムルテン観光案内所(Morat Tourisme/Murten Tourismus)
Franz. Kirchgasse 6, 3280 Murten
+41 (0)26 670 51 12
info@murtentourismus.ch
https://www.regionmurtensee.ch (独・仏・英)

<アクセス>
ベルン駅(Bern)から電車で約35分、モラ/ムルテン駅(Morat/Murten)下車、徒歩すぐ

** 当サイトは情報提供を目的としており、日程の変更および中止などに対し、弊社は一切責任を負いませんので予めご了承願います。


コメントを投稿する