七夕祭 ( Tanabata Matsuri, Zürich )

 チューリヒ・エンゲ駅(Zürich Enge)から徒歩約10分、広大なリーター公園(Rieterpark)の中に建つリートベルク美術館(Museum Rietberg)。スイスでは唯一、アジア、アフリカ、アメリカ及びオセアニアなどのヨーロッパ以外の文化の美術品を展示する美術館で、国際的にも高い評価を受けています。

 園内には美術館のほかにも優美な邸宅や盆栽アトリエなどがあり、中でも1850年に建てられた邸宅「ヴィラ・シェーンベルグ(Villa Schönberg)」は、ドイツの作曲家リヒャルト・ワーグナー(Richard Wagner)が1857年に隠れ家として、使用していたことで知られています。

 先日の七夕の日、同氏とゆかりのあるヴィラ・シェーンベルグで、裏千家茶道教授の向宗由さんが主催する「七夕祭り」が開催され、大勢の参加者らが日本の七夕、そして夏祭りを楽しみました。

 当日は快晴で日本の夏のような暑さを感じさせる、七夕祭りにはぴったりのお天気。祭りのオープニングは主催の向さん率いる和楽器隊による篠笛の演奏で始まり、その優雅な音色で七夕にちなんだ楽曲も演奏され、参加者も歌いながらの合奏となりました。

 会場内にはヨーヨー釣りや竹とんぼづくりができるブースや、日本語とドイツ語で朗読される織姫と彦星の紙芝居のブースもあり、日本文化に親しみのある人もそうでない人も、日本のお祭りを楽しく体験できたようでした。

 今回の目玉は、何と言っても、向さんによる「お点前」の披露です。茶道の知識がない参加者にもわかるようにと、ドイツ語でお茶の頂き方などの説明が行われ、参加者らはその美しい所作に酔いしれるとともに、素晴らしいお点前に舌鼓を打っていました。

 屋外に設置されている短冊ブースで、思い思いに書き込んだ願いを竹の枝にくくりつける参加者たち。まるで日本にいると錯覚するような、日本の風情のある穏やかで美しいお祭りでした。

 なお、翌年以降の七夕祭りの開催スケジュールについては、事前に同美術館の公式サイトにて確認をされてからおでかけください。

<開催日時>
2018年7月7日 13:00〜16:00

<開催場所>
Museum Rietberg
Villa Schönberg: Gablerstrasse 14, 8002 Zürich

<費用/入場料>
大人10フラン、小人5フラン

<お問い合わせ>
Soyu Mukai
Museum Rietberg, Teeraum Isshin-an
Gablerstrasse 15, 8002 Zürich
Tel: +41 44 415 31 33

<主催>
Museum Rietberg
Gablerstrasse 15, 8002 Zürich
Tel: +41 (0)44 415 31 10
website: rietberg.ch

<アクセス>
所要時間: チューリッヒ駅(Zürich)から約12分
チューリッヒ駅(Zürich)前のトラム5番のチューリッヒ・キルへ・フルンテルン(Zürich, Kirche Fluntern)行きに乗車、エンゲ駅(Bahnhof Enge)にて下車、徒歩10分。

** 当サイトは情報提供を目的としており、日程の変更および中止などに対し、弊社は一切責任を負いませんので予めご了承願います。

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