ブリッサーゴ諸島 ( Isole di Brissago, Ticino )

開館日時3月中旬~10月中旬まで9:00~18:00
休館日サイトでご確認ください。
最寄り駅Porto Ronco, Ascona
入館料大人8フラン、子ども(6歳〜16歳)2.5フラン
住所Parco botanico del Canton Ticino 6614 Isole di Brissago
電話+41 (0)91 791 43 61
メールinfo@isolebrissago.ch
サイトURLwww.isolebrissago.ch (独・英・仏・伊)
飲食施設
エリアティチーノ

 スイスのティチーノ州(Ticino)とイタリアの国境を跨ぐ湖面積212.5km²のマッジョーレ湖(Lago Maggiore)。このマッジョーレ湖のスイス領に浮かぶ小さな2つの島からなるブリッサーゴ諸島(Isole di Brissago)は、島全体が植物園として管理されている、スイスでも他に類を見ないユニークな島です。

 両島ともティチーノ州のロカルノ(Locarno)に属しており、2つの島のうちで大きい方はサン・パンクラーツィオ島(Isola di San Pancrazio)、小さい方はサンタポッリナーレ島(Isola di Sant’Apollinare)と呼ばれています。

 島面積25,568㎡のサン・パンクラーツィオは島全体が植物園であり、世界中から集められた約1,700種類もの、主に地中海性気候に生育する植物や花々を楽しむことができます。

 ブリッサーゴ諸島は日照時間に恵まれた地域で、周囲のアルプス山脈が北風を遮ってくれ、マッジョーレ湖の湖水が夏の間に熱を吸収して冬に熱を放出するという特性を持っています。このような特殊な地形や気象条件が揃い、島は真冬でも氷点下を下回ることは滅多にありません。それにより亜熱帯に近い環境下で多様な植物が生育することができるのです。

 同諸島は1885年〜1927年までアングロアイルランド人のセントレジャー夫妻が所有していました。夫妻はサン・パンクラーツィオ島に家を建て、手つかずだった島に広がる原生林を手入れし熱帯植物園へと変えていきます。

 1928年に夫妻が島をドイツの百貨店富豪マックス・エムデン(Max Emden)に売却。その後、彼は島に既在する家屋を新古典主義様式のヴィラに改築しました。ヴィラは今日まで残されており、現在はレストランと植物園の管理事務所が置かれています。

マックス・エムデンの死後、彼の息子が1949年にティチーノ州、ならびにアスコーナ、ブリッサーゴ、ロンコ(Ronco)などの自治体、スイス郷土保護局(the Swiss Heritage Society)、自然保護協会(Pro Natura)にブリサーゴ諸島とヴィラを売却し、1950年4月に植物園として一般公開されました。

 イタリアのマッジョーレ・ガルダ・コモ汽船会社(Gestione Navigazione Laghi Maggiore Garda Como)が島へのフェリーを定期運航しており、マッジョーレ湖畔の人気観光地アスコーナからは約15分です。

 ティチーノ観光の際はぜひ、この希少な小さな熱帯の楽園に訪れてみてはいかがでしょうか。

<アクセス>
アスコーナ港(Ascona)からフェリーで15分、ポルト・ロンコ港(Porto Ronco)から4分
*フェリーの時刻表・運航状況はこちらをどうぞ。


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