パブリック・ラウンジ ( Stadtlounge Roter Platz, St.Gallen )

 レッドカーペットといえば、映画祭やイベントなどで有名セレブや著名人が歩く赤い絨毯をイメージしますが、ザンクトガレン(St.Gallen)市内にあるオフィス街の歩行路に、レッドカーペットが敷かれているのをご覧になったことがありますか?

 このレッドカーペットが敷かれてあるエリア一帯は、「シティーラウンジ(Stadtlounge Roter Platz)」と呼ばれ、スイスでは2005年にオープンエアーのパブリック・ラウンジとして登場しました。

 このラウンジは、スイス出身アーティストのピピロッティ・リスト(Pipilotti Rist)さんと建築家のカルロス・マルティネス(Carlos Martinez)氏らによる、アートと建築とのユニークなコラボレーション作品で、「驚き」と「くつろぎ」の両方を誘う、不思議な作品です。地面に敷いてある赤いカーペットの素材は、表面がザラザラ感のあるゴム素材を使用、歩いていると少し衝撃を緩和してくれるようなクッション性があります。上を見上げると、そこには大きな真珠のようなオブジェ(丸石)がビルとビルの間に取り付けられていて、まるで宙に浮いているかのように見えます。

 ラウンジエリア内には、至る所に赤いソファー、椅子、テーブルなどが設置され、作品と共にゆっくりとできる空間になっているほか、近くにカフェやレストランなどもあるので、ランチも兼ねて行ってみるのも楽しいですね。夜には、宙に浮かぶ大きなオブジェが照明となって演出します。夏の長い夜には、飲み物を持参するなどして、ラウンジバー感覚で楽しんでみるのもいいですね。

<アクセス>
チューリッヒ中央駅(Zürich HB)から電車で約1時間、ザンクトガレン(St.Gallen)下車、シティーラウンジまで徒歩約10分。コルンハウス通り(Kornhausstrasse)からブライヒ通り(Bleichestrasse)へ、またはガルテン通り(Gartenstrasse)、シュレライナー(Schreinerstrasse)通りからも入れます。


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