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春が来た!始めてみよう、スイスの家庭菜園

colomn_homegarden-top4782 春が来ると、家庭菜園の季節のはじまり。そろそろ「何を植えようか」と思い巡らす頃です。

 限られたスペースを持つ人たちの間でも、いろいろな方法で自宅や市民農園で野菜や果物などの栽培が楽しまれています。今回は、そんなスイスの家庭菜園の情報をご紹介します。

| 庭がなくても楽しめる、スイス流の家庭菜園

 チューリッヒなどの都市に近い地域では、庭がある家に住む人たちは限られています。その多くは中層階のアパートで、共有部分にあるのは芝生や子ども向けの遊具エリアのみ。スペースはわずかとはいえ、バルコニーつきの部屋なら、プランターで野菜を育てたり、花や観葉植物の植木鉢を置いたりもできます。

 広いスペースで本格的な家庭菜園を楽しみたいのであれば、「シュレーバーガルテン(Schrebergarten)」と呼ばれる、市民農園を利用する手もあります。利用者の国籍はスイスに限らず、スペイン、ポルトガル、セルビアなど様々。小さな庭小屋やテーブル、家庭菜園が並ぶ光景を見たことがある方もいるかもしれません。 colomn_homegarden-002

| 野菜作りが広げるコミュニティの輪

 スイスではビオ製品を始め、安心・安全な野菜への需要は高く、自分たちでも作ってみようという動きが高まってきています。

 例えば、ジュネーヴ(Genève)では、2015年、スイス人の母親たちが「ジュネーヴ・クルティヴ(Genève cultive)」という団体を設立。近隣に散らばる家庭菜園やコミュニティガーデンなどの情報を集めてウェブサイトにまとめ、様々な交流イベントを企画しています。

 設立時から関わったマリサ・サラディン(Marisa Saladin)さんは、「野菜作りの情報交換だけでなく、個人的な話をしたり、循環型農業について語り合ったり、友人の輪も広がったりします。子どもたちにも、自分たちが食べる野菜がどこからくるのかを知ってもらいたい」と話していました。colomn_homegarden-011

| どんなものが植えられている?

 自宅の庭でよく植えられているのは、トマト、きゅうり、サラダ菜。ズッキーニやパプリカ、インゲン、かぼちゃ、スイスチャード、コールラビ、芽キャベツ等も人気です。ブラックベリーなどのベリー系、レモンバームなどのハーブ類が茂っている家も見かけます。

 新鮮なうちにサラダにしたり、ハーブティーを作ったり、収穫が多ければ、トマトソースやジャム等の保存食品を作る家庭も多いようです。

 お国柄も出るようで、スイス人に人気なのはリーフレタスやバジルなど。イタリア人はトマトがマスト。日本人の中には、枝豆、大根、紫蘇などを育てている人たちもいます。colomn_homegarden-009

| 不安定な天候との闘い

 家庭菜園にまつわる大きな悩みといえば、予測不可能な天候。ここスイスも同様で、毎年必ず収穫が約束されるわけではありません。その原因は、ひとえに「スイスの予測不可能な天候」にあります。

 特に4月はドイツ語でAprilwetter(「四月の天気」を意味する)と呼ばれ、天候がめまぐるしく変わりやすいことで有名です。急激に気温が下がり、霜がおりたり、雪が降ったりします。

 一例ですが、ある年は、5月に苗を植えたあとも安定した天候が続きました。夏もよく晴れて暑い日が続き、トマトやきゅうりも次々と収穫でき、家庭菜園の醍醐味を味わえました。

 その翌年の6月は、雨で肌寒い日がひと月あまり続き、土が湿った状態。せっかく植えたかぼちゃの苗も育たず、花を咲かせる前に枯れてしまいました。

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| 4月は土の準備と低温対策

 このような変わりやすい天候のもとで、どんな庭仕事をしたらよいか、園芸店を経営するミハエル・ケルン(Michael Kern)さんに聞きました。

 「いまできるのは、庭の土の準備です。一番いいのは、まず古い土を少し耕しておき、柔らかくしてから、新しい土を加えて混ぜること。土に空気が含まれるので、根がはりやすくなりますよ。こうして土の準備ができたら、すぐ苗を植えてOKです」

 ただ、サラダ菜やハーブ類などの苗にとっては、4月上旬の気温はまだ寒すぎるそうで、「あと1~2週間程は、外に出すのを待った方がいいでしょう」とアドバイスがありました。

 特にサラダ菜は、寒の戻りがある5月中旬ごろまでは、ビニールハウスや屋根の下で管理した方がいいようです。

 5月以降も、気温が下がったり、雹が降ったりすることがありえるのがスイス。その場合、せっかくなった実を傷めてしまうこともあるとか。トマトなどは、小さい温室を作ったり、購入したりして、覆っておくのも一案でしょう。

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| チューリッヒの街中でも苗が手に入る 

 スイスでは、4月以降、「苗の市場(Setzlingsmarkt)」が各地で開かれます。チューリッヒ市の園芸科・シュタッドゲルテネレイ(Stadtgärtnerei)でも、4月27日(金)~5月5日(土)の間、70種類を超えるトマトを始め、バジルやミントなどのハーブ類、ズッキーニやナス等の地中海野菜の苗が売られます。

 園芸科のダニエル・ハンジン(Daniel Handschin)さんは、苗から買うことのメリットについて、こう語りました。

 「種をまいてから苗に育てるまでの間は、室内の温度管理や水やりなど、きめ細かな配慮が必要です。様々な条件のもと、うまく育たないという結果になってしまうことも。そうしたプロセスを省くので、野菜作りが初めてという人にも向いていますよ」 colomn_homegarden-005

 おすすめは、育てやすい点から、サラダ菜、コールラビ、トマト、赤カブだそう。水菜や北海道カボチャ、ワサビなどの日本野菜の苗も販売予定とのこと。曜日によって売られる苗の種類が異なりますので、ウェブサイトで詳細をご確認の上、お出かけください。

 春が来て、気持ちもウキウキしてくる4月。お散歩を兼ねてスーパー、園芸店やマーケットをめぐり、苗を買って、家庭菜園を始めてはいかがでしょうか。自分の庭でとれた野菜の味は、やはり格別です!


<取材協力>
Zürich Stadtgärtnerei
Stadtgärtnerei 27, 8055
Sackzelg 25, 8047 Zürich
www.stadt-zuerich.ch
苗の市場の日程についてはこちら

Genève Cultive
www.genevecultive.ch (仏)

執筆: Asuka Shimoda
編集: Yoriko Hess,Yuko Kamata
写真: Yuko Kamata, Asuka Shimoda

 


Art on Ice 2018 〜氷上で独創的な世界観を創出するアート〜

 お待たせいたしました!来年2018年3月1日からスイスの冬恒例のアイスショー「アート・オン・アイス(Art on Ice、以下AOI)」がチューリッヒを皮切りに、ローザンヌ、ダボスの順に国内3か所で3月9日まで開催されます。

 AOI 2018のテーマ「オリジナル(ORIGINAL)」、世界に名が知れるアーティストが勢ぞろい!swissjoho_Emeli Sandé-

 AOI2018では、芸術性や独創性などといったテーマに基づいて、個性派アーティストたちをピックアップ。

 まず音楽界からは世界で最も注目されるイギリス出身歌手、エミリー・サンデーさん(Emeli Sandé)に続き、スイスで大ブレイク中のポップ・バンド、ペガサス(Pegasus)や、クラシックとヘビメタを融合したスタイルで人気を集める電子チェロ演奏者ティナ・グオ(Tina Guo)さんなど、他多数のアーティストが参加し熱いステージを繰り広げます。

 ダンサーによる空中パフォーマンス(WORLD PREMIERE)も、必見ですので、どうぞお見逃しなく。

aoi2018 ZÜRICH 次にスケート界からはステファン・ランビエールさん(Stéphane Lambiel)、アリオナ・サフチェンコとブリュノ・マッソ(Aljona Savchenko & Bruno Massot)、そして、氷上の皇帝、エフゲニー・プルシェンコさん(Evgeni Viktorovich Plushenko)などの出演が決定しています。

 プルシェンコさんは今年現役引退したばかり、今後は指導者の道へ進むとのことですので、もしかしたら彼のジャンプが見られるのも、来年のAOIが最後かもしれません。swissjoho_Evgeni-Plushenko

あのウォルフガング・ベルトラッチが驚愕の独創的な制作手法で描く、舞台芸術にも注目!

 AOI2018の舞台には、ドイツ出身の画家、ウォルフガング・ベルトラッチ(Wolfgang Beltracchi)さんのオリジナル作品が背景幕となって披露される予定。ご存知の通り、同氏は過去に絵画を偽造し、芸術界を震撼させた元贋作師として、広く知られている画家。現在は自由の身となって、再び画家としてスイスを拠点に活動中です。

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 来年AOI2018も豪華メンバーによる、氷の舞台での芸術的なパフォーマンスや独創性を取り入れた音楽演奏、そして舞台芸術においても、あなたを魅了させてくれることは間違いありません。


チューリッヒ公演・チケット先行販売のご案内

 アート・オン・アイス主催者とのタイアップにより、前回と同様、弊社向けスケートリンクに近いお席(通路から最前列席〜2列目)」を確保しました。出演者のパフォーマンスや表情などをかなりの至近距離で見ることができます。

【 開催日時 】チューリッヒ公演のみ
・3月1日(木曜日)    20:00〜
・3月2日(金曜日)    20:00〜
・3月3日(土曜日)    14:00〜
・3月3日(土曜日)    20:00〜
・3月4日(日曜日)    13:00〜

公演時間:2時間45分(休憩20分含む)
※ ローザンヌ公演、ダボス公演の鑑賞チケットをご希望の場合は、別途お問合せください。

【 座席の種類と料金】
料金を以下のように値下げしました。
① 座席タイプ : Süd  
 料金 : 200フラン→199.90フラン (22,789円 税抜)
 1階席、ステージ真正面席、1列目

② 座席タイプ : Süd C0
 料金 : 200フラン→ 199.90フラン (22,789円 税抜)
 1階席、西ステージ正面席、1列目

③ 座席タイプ : Reihe 2 I Ost
 料金 : 170フラン→ 169.90フラン (19,369円 税抜)
 地上席、西ステージ付近、2列目又は3列目

④ 座席タイプ : Reihe 2 Sud AまたはE
 料金 : 200フラン → 199.90フラン (22,789円 税抜)
 地上席、ステージ真正面、2列目又は3列目

【 会場 】
チューリッヒ・ハレンシュタディオン( Hallenstadion Zürich )
www.hallenstadion.ch

【 座席図と取扱い座席 】
取扱い座席図 をご覧ください。
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【 チケット販売期限  】
11月30日まで。無くなり次第終了とさせていただきます。
販売終了いたしました

【 取扱手数料 】
上記料金には、付加価値税、送料・取扱手数料(15フラン/1席につき)は含まれていません。

一般未発売!パーティー特別入場券 (10名様限り)
 チューリッヒの5つ星ホテルで初回公演後に出演者やショー関係者が一堂に会する、アート・オン・アイス 2018主催「アフター・ショー・パーティー」にご参加いただけます!

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お得な宿泊プランのご案内
 弊社提携ホテルとその他にも嬉しい特典をおつけした宿泊プランをご紹介いたします。


 アートオンアイスが繰り広げる世界で、豪華ゲストが織りなす音楽とともに氷上の華麗なパフォーマンスを見られるチャンス!! こちらのチケット申込みフォームでお早めにお求めくださいませ。 

チケットのみご予約の前に必ずお読みください。
チケットのみご予約から発送までの流れ】

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ご予約に関するお問い合わせは、こちらの専用フォームからどうぞ。

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【 Art on Ice 2018 現地からタイムリーにお届けします!
 アート・オン・アイス2017では、弊社のスタッフがチューリッヒでのアイスショーを鑑賞し、サイト、FacebookやInstagramなどでお伝えしました。弊社では、スケートファンの方々のために、2018年も盛大に現地からタイムリーにお届けしていきます。

掲載記事
氷上の芸術「アート・オン・アイス」と特別インタビュー


主催: Art on Ice Production AG

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冬の風物詩、スイスが誇るクリスマスマーケット5選

 国内外から多くの人々が訪れるスイスのクリスマスマーケット。雪が積もった山々や光り輝く湖、歴史的な美しい街並みが堪能できるロケーションに加え、4つの語圏では各地域によってそれぞれの文化や言葉、特産品、人々の生活や様子などが一度に楽しめる一押しのイベントです。 続きを読む 冬の風物詩、スイスが誇るクリスマスマーケット5選