タグ別アーカイブ: コラム

珍しいチーズが勢ぞろい!スイスのチーズ特集

swissjoho-cheese-0311  スイスのチーズといえばグリュイエールやエメンタールが有名ですが、ざっと数えても400種類以上あるのをご存知ですか。

 今回その中からご紹介するのは、スイス情報.com選りすぐりの「珍しいチーズ」たち。まずは目でご堪能ください。読み終えたら、すぐに食べたくなること請け合いです。

| 山岳地方の人々の命綱だったチーズ

 新石器時代から牧畜を行っていた痕跡が残るスイス。牛の生乳は栄養豊富ですが、腐りやすいのが難点。それを長期保存するために編み出されたのが、バターやチーズなどの加工製品です。

 15世紀ごろまでは「サワーケーゼ(Sauerkäse)」と呼ばれるチーズが主流でしたが、16世紀にはハードタイプのチーズも、多くの地域で作られるようになったといわれます。

 チーズは主食としてだけでなく「お金」の役割も果たしており、峠を越えてイタリア側へ渡った後、穀物や香辛料、栗やワインといった品物と交換されていました。swissjoho-cheese-7217

| 国内外の需要が増え、生産場所も拡大

 需要が増えるにつれて低地でも生産され始め、19世紀には多くのチーズ製造所が誕生。1834年にはベルン州だけでおよそ2,000トン輸出した記録が残されており、ゴールドラッシュならぬ「チーズラッシュ」状態だったのだとか。

 好景気は長くは続きませんでしたが、不況の時代には家畜の飼育やチーズ製造法を見直す動きが生まれ、チーズの質が向上したとされます。


 では、多様なスイスチーズの一端をご紹介しましょう。

| シャスラルの歌い手 (Le chanteur du Chasseral)

swissjoho-Ziegenkäsevonlechanteur duchasseral ヌーシャテル州のヨーデル好きチーズ職人ロベルト・シュテファン(Robert Steffen)さん一家が作るのは、ヤギ乳のフレッシュチーズ。

 白くて丸いチーズを切り分けると、とてもなめらか。食べてみるとヤギ特有の香りはしますが、後味はさわやか。ヤギのチーズが初めての方でも、挑戦しやすいのではないでしょうか。

 この農場では家畜の飼育からチーズ製造までを一貫して行っているため、生乳を最も新鮮な状態で使用。ロベルトさん達は歌いながら、心を込めてチーズを作っているのだそうです。ヨーデルの響きを思い浮かべながら味わうのも一興です。

| カルトバッハ (Kaltbach)

swissjoho-Kaltbach_cheese-18 スイスの乳製品メーカー、エミ(Emmi AG)が2005年から高級チーズとして売り出しているブランド。ルツェルン州にある同名の村の洞窟には、グリュイエール(Le Gruyère AOP)やエメンタール(Emmentaler AOP)をはじめとするチーズが約5万個も眠っています。

 1950年代まで地元で倉庫として使われていたこの砂岩洞窟は、湿度94%、温度11~12度に保たれており、チーズ熟成に最適な環境なのだとか。

 一番人気のグリュイエール、12か月熟成のものは深いコクがあり、バランスのとれた上品な味わい。特別なときに食べたいチーズです。

| 5つの花 (5 Blüemli)

swissjoho-Kaeseleib_5Blüemli  アッペンツェル州のアロイス・コッホ社(Alois Koch AG)製造のこのチーズは、ラベンダーやキンセンカなど色とりどりの花に縁どられ、目にも鮮やか。

 口に入れると、ふわっとお花畑の香りが広がり、チーズというよりもむしろ花を食べているかのよう。通常は切り捨ててしまう外皮部分も一緒に食べることができ、さらに花の香りが強まります。チーズ自体は、比較的マイルド。

 同社は花だけでなく、様々な食品とチーズをかけあわせて新しい味を創造することに力を入れているそうです。現在日本のチーズ専門店と協議中とのことなので、日本で買える日も近いかもしれません。

| ゴムザー・ベルグケーゼ (Gomser Bergkäse)

swissjoho-BioGomser11_ Bergkaesemild_cheese  ヴァレー州ゴムス地方は、古くから人々もチーズも行き来していたといわれる交通の要衝でした。「オテル・リッツ」で有名になった実業家セザール・リッツ(César Ritz, 1850-1918)も、この地方の出身です。

 グルリンゲン(Gluringen)村のチーズ製造所(Bio Bergkäserei Goms)は、11の農場が共同で運営しています。

 マイルドタイプのチーズは、歯にからみつくほど柔らかで、クセがありません。このチーズをおろして、ジャガイモやリンゴと一緒にパイ生地に包んで焼く「コレラ(Cholera)」は、同地方の名物料理です。

| モンシュタイナー・ブラウアーケーゼ (Monsteiner Brauerkäse)

swissjoho-Monsteiner_Brauerchäscheese このチーズは、グラウビュンデン州ダボスの乳製品工場(Molkerei Davos)と、近郊の村モンシュタインのビール醸造所(BierVision Monstein AG)が共同で開発しました。

 大きなジャガイモのような形をしており、スモークチーズのような味わい。アペロとしてチーズプレートに加えたり、パンにはさんでサンドイッチにしても良さそうです。

 この独特な味は、ビールの製造過程で出た麦芽の絞りかすにチーズを漬け込み、さらに燻製して生まれたもの。この醸造所では、他にもビールの搾りかすを用いて乾燥肉を作るなど様々な試みに挑んでいます。

| フォルマッジーノ・ティチネーゼ (Formaggino Ticinese)

swissjoho-Formaggini_cheese ティチーノ州の特産品の1つで、地元の人達から愛されているフレッシュチーズ。フォルマッジーニ(Formaggini)と呼ばれることもあり、イタリア語で「小さいチーズ」を意味します。

 見た目は小さなお豆腐のようですが、食べてみると、とってもクリーミー。モッツアレラの代わりにカプレーゼにしたり、甘みもあるためデザートとしたりするのも美味しそうです。

 製造元のラッテリア・デル・ティチーノ(Latteria del Ticino)のおすすめの食べ方は「グロット・ティチネージ(Grotto Ticinesi)」。少量のオリーブオイルと胡椒、好みで塩と酢をかけるのだとか。

| ジンカーリン (Zincarlin)

swissjoho-Zincarlin 「コーヒーコップを逆さにしたよう」と形容されるこのチーズは、ティチーノ州ムッジオ谷だけにしかない隠れた名産品です。

 1900年頃には同地方のほとんどの家庭で作られていたといわれますが、手間がかかることもあり生産者は激減。2004年にスイスのスローフード協会に認定されて脚光を浴び、再び作られるようになりました。

 伝統的なレシピでは、牛の生乳にヤギ乳を少し加え、チーズ生地に胡椒を練りこむのが特徴的。クセが強く、今回取り上げたチーズの中でも特に個性的な味わいです。地元ではポレンタやゆでジャガイモ、栗はちみつに合わせて食べるそうです。


  スイスのチーズは、地域色が本当に豊か。小さな製造所でも、創意工夫してオリジナルの製品を生み出しており、チーズ産業の底力を感じます。1つの国でありながら、色々な種類を味わえるのもスイスならではの特権と言えるのではないでしょうか。みなさんも、ぜひ今まで食べたことのないチーズに目を向けてみてくださいね。


<参考文献>
Schweizer Käse in der Küche
Verlag Martin+Schaub GmbH (2013)
ISBN: 9783724519379

<取材協力・写真提供>
Le chanteur du Chasseral
Emmi KALTBACH
Alois Koch AG
Bio-Bergkäserei Goms
Molkerei Davos
Latteria del Ticino
Zincarlin

取材・編集: Asuka Shimoda, Yuko Kamata

 


【特別企画】スイス情報.com発・ジャパン10日間ツアー

 今年10月、当社で初めて、10日間のジャパンツアーを開催することになりました。当社スタッフによる地元案内や、太鼓や料理教室の体験プログラムなど、内容はユニークで盛りだくさん!

 日本が初めてというスイスや外国の方、または日本を再発見したい日本の方にもおすすめです。今回は、このツアーの詳細をご紹介します。

 【ツアー概略

【期間】10月7日(日) ~17日(水)
【出発地】チューリッヒ、またはジュネーブの空港
【定員】最大10名(最少催行人数4名)
【費用】4500フラン(全行程の交通機関および宿泊代、食事代の一部(朝食10回、昼食7回、夕食6回)、体験プログラム費用込み)
    ※ツアー申込締切日、8月26日まで

 【旅行日程】


| どんな人におすすめ?
  • 日本にまだ行ったことがないスイス、外国の方
  • 日本語を勉強中のスイス、外国の方
  • お寿司、ラーメン…日本の食が大好き!というスイス、外国の方
  • お寺や建築など、日本の文化に興味のあるスイス、外国の方
  • 東京近郊に行ったことがない、または体験プログラムに参加してみたいというスイス在住の日本の方
  • 外国人のご家族や親戚、友人と一緒に参加して、日本ならではの情趣を見せてあげたいという日本の方

| 当ツアーの3つのポイント

① ローカルによるガイド

 今回のツアーでは、他社ツアーであまり訪れることのない「川越」をピックアップ。スイスの友人を案内したことがある、当社スタッフ一押しの場所です。

 東京都心から1時間以内で行ける、「小江戸」と話題の川越。京都や金沢、高山まで足をのばさなくても、日本の古い街並みを味わえるのがいいところ。蔵造りの街並みを歩きながら、かわいらしい駄菓子を味見するのも楽しいものです。

 東京の高層ビル群や喧騒を離れ、日本の木造建築をじっくりと堪能できます。喜多院では、美しい庭でほっと一息。東日本で唯一現存すると言われる本丸御殿では、ケヤキ材でできた廊下を歩きながら、大広間や昔の調度品を見学。日本の歴史を垣間見ることができます。

 お昼ごはんは、うな重に挑戦! もちろん、ウナギが苦手な方には、別メニューもご用意しています。

Japan_tour_kawagoe-2

② 盛りだくさんのアクティビティ

 体験プログラムには、比較的取り組みやすく、スイス人にも「鼓童」で馴染み深いであろう「和太鼓」をチョイス。地元の奏者に英語で説明してもらいながら、実際に和太鼓に触れることができます。

 さらに、料理教室にも参加。ここ数年、スイスでも「Yoojis」など日本食レストランが流行り、お寿司や味噌汁、うどんが知られてきましたが、実際に作るのはハードルが高いはず。日本人の料理人から「本場」の和食を教われる、またとない機会になるでしょう。

 日本の緻密な技術の賜物、食品サンプル作りにも挑戦できます。食品サンプル製造の本場、合羽橋で創業85年の歴史を持つ食品サンプル製造会社にて、「天ぷら」と「レタス」を実際に製作。体験では、昔ながらに蝋を使って作ります。所要時間は、60~75分程度。自分で作ったサンプルは持ち帰って家で飾ることもできるので、いいお土産になりそうです。

Japan_tour_making-2

③ 少人数の行き届いたサービス

 参加人数は最大10名。少人数であることを生かし、参加者の質問にも答えやすく、要望にも対応しやすいことがメリットです。

 日本語が全く話せない、または少しはわかるけれどまだまだ…という方たちにとって、外国語表記の少ない日本の観光は、案外手ごわいものです。「スーツケースとお土産代だけ持って、あとはスタッフにお任せ!」という気軽なスタイルであれば、純粋に観光を楽しめるのではないでしょうか。

 同行日本人スタッフは2名で、日本語、英語のほかに、ドイツ語またはフランス語を話します。多言語で対応できますので、英語をあまり話せない年配の方でも、安心してご参加ください。ただし歩くことが多いので、スイスで山歩きも平気な、体力のある方に向いています。

Japan_tour_tourist1-2

| スイスでも日本でも、「ローカル」発を強みに

 当社は、スイスと日本の架け橋になることを目指し、6年前からスイスの情報を日本語のウェブサイトで発信してきました。スイス各地に点在する日本人スタッフから、地元ならではの新鮮な情報が日々寄せられています。

 今回のツアーを開催した経緯について、代表の田山貴子はこう語ります。

 「これまでは、日本の方たちへの情報提供がメインでした。今後は加えて、スイスの方たちにも日本の素晴らしさを伝えていきたい。当社のスタッフにゆかりのある土地をご紹介することで、他とは一味違う、『ローカル』ならではの体験をご提供できると思っています

 将来的には、開催時期と開催エリア(開催地)も増やし、四季折々の日本の情景を楽しんでいただけるようにしたいとのこと。今後の開催も、ウェブサイトで随時お知らせする予定です。


 10月という比較的過ごしやすい時期の関東地方。この日本旅行が必ずや思い出深いものになりますよう、スイスと日本、両国に通じたスタッフが、ならではの配慮に努めます。

 今回は当社が催行する初のツアーとなるため、特別価格になっております。ぜひこの機会をお見逃しなく! ※ツアー申込締切日は、8月26日(日)です。

 当社ウェブサイト(英語)で、詳細をお確かめの上、お申込みください。 皆様のご参加を、心よりお待ちしております! 

Japan_tour_schedule_banner

【お問い合わせ
当ツアーに関するご質問やご相談は、専用フォームにてお気軽にご連絡くださいませ。

button-click<お問い合わせ受付>
営業日 月曜日~金曜日 9:00~17:00
土・日・祝日・年末年始を除きます。

※お問い合わせ内容を確認でき次第、なるべく早く対応させていただきますが、内容によりお時間をいただく場合があります。 土日祝日、及び18時以降のご質問に関しては、翌営業日以降のご連絡となります。予めご了承ください。


執筆・編集: Asuka Shimoda,Yuko Kamata


春が来た!始めてみよう、スイスの家庭菜園

colomn_homegarden-top4782 春が来ると、家庭菜園の季節のはじまり。そろそろ「何を植えようか」と思い巡らす頃です。

 限られたスペースを持つ人たちの間でも、いろいろな方法で自宅や市民農園で野菜や果物などの栽培が楽しまれています。今回は、そんなスイスの家庭菜園の情報をご紹介します。

| 庭がなくても楽しめる、スイス流の家庭菜園

 チューリッヒなどの都市に近い地域では、庭がある家に住む人たちは限られています。その多くは中層階のアパートで、共有部分にあるのは芝生や子ども向けの遊具エリアのみ。スペースはわずかとはいえ、バルコニーつきの部屋なら、プランターで野菜を育てたり、花や観葉植物の植木鉢を置いたりもできます。

 広いスペースで本格的な家庭菜園を楽しみたいのであれば、「シュレーバーガルテン(Schrebergarten)」と呼ばれる、市民農園を利用する手もあります。利用者の国籍はスイスに限らず、スペイン、ポルトガル、セルビアなど様々。小さな庭小屋やテーブル、家庭菜園が並ぶ光景を見たことがある方もいるかもしれません。 colomn_homegarden-002

| 野菜作りが広げるコミュニティの輪

 スイスではビオ製品を始め、安心・安全な野菜への需要は高く、自分たちでも作ってみようという動きが高まってきています。

 例えば、ジュネーヴ(Genève)では、2015年、スイス人の母親たちが「ジュネーヴ・クルティヴ(Genève cultive)」という団体を設立。近隣に散らばる家庭菜園やコミュニティガーデンなどの情報を集めてウェブサイトにまとめ、様々な交流イベントを企画しています。

 設立時から関わったマリサ・サラディン(Marisa Saladin)さんは、「野菜作りの情報交換だけでなく、個人的な話をしたり、循環型農業について語り合ったり、友人の輪も広がったりします。子どもたちにも、自分たちが食べる野菜がどこからくるのかを知ってもらいたい」と話していました。colomn_homegarden-011

| どんなものが植えられている?

 自宅の庭でよく植えられているのは、トマト、きゅうり、サラダ菜。ズッキーニやパプリカ、インゲン、かぼちゃ、スイスチャード、コールラビ、芽キャベツ等も人気です。ブラックベリーなどのベリー系、レモンバームなどのハーブ類が茂っている家も見かけます。

 新鮮なうちにサラダにしたり、ハーブティーを作ったり、収穫が多ければ、トマトソースやジャム等の保存食品を作る家庭も多いようです。

 お国柄も出るようで、スイス人に人気なのはリーフレタスやバジルなど。イタリア人はトマトがマスト。日本人の中には、枝豆、大根、紫蘇などを育てている人たちもいます。colomn_homegarden-009

| 不安定な天候との闘い

 家庭菜園にまつわる大きな悩みといえば、予測不可能な天候。ここスイスも同様で、毎年必ず収穫が約束されるわけではありません。その原因は、ひとえに「スイスの予測不可能な天候」にあります。

 特に4月はドイツ語でAprilwetter(「四月の天気」を意味する)と呼ばれ、天候がめまぐるしく変わりやすいことで有名です。急激に気温が下がり、霜がおりたり、雪が降ったりします。

 一例ですが、ある年は、5月に苗を植えたあとも安定した天候が続きました。夏もよく晴れて暑い日が続き、トマトやきゅうりも次々と収穫でき、家庭菜園の醍醐味を味わえました。

 その翌年の6月は、雨で肌寒い日がひと月あまり続き、土が湿った状態。せっかく植えたかぼちゃの苗も育たず、花を咲かせる前に枯れてしまいました。

colomn_homegarden-001

| 4月は土の準備と低温対策

 このような変わりやすい天候のもとで、どんな庭仕事をしたらよいか、園芸店を経営するミハエル・ケルン(Michael Kern)さんに聞きました。

 「いまできるのは、庭の土の準備です。一番いいのは、まず古い土を少し耕しておき、柔らかくしてから、新しい土を加えて混ぜること。土に空気が含まれるので、根がはりやすくなりますよ。こうして土の準備ができたら、すぐ苗を植えてOKです」

 ただ、サラダ菜やハーブ類などの苗にとっては、4月上旬の気温はまだ寒すぎるそうで、「あと1~2週間程は、外に出すのを待った方がいいでしょう」とアドバイスがありました。

 特にサラダ菜は、寒の戻りがある5月中旬ごろまでは、ビニールハウスや屋根の下で管理した方がいいようです。

 5月以降も、気温が下がったり、雹が降ったりすることがありえるのがスイス。その場合、せっかくなった実を傷めてしまうこともあるとか。トマトなどは、小さい温室を作ったり、購入したりして、覆っておくのも一案でしょう。

colomn_homegarden-Grün Stadt Zürich

| チューリッヒの街中でも苗が手に入る 

 スイスでは、4月以降、「苗の市場(Setzlingsmarkt)」が各地で開かれます。チューリッヒ市の園芸科・シュタッドゲルテネレイ(Stadtgärtnerei)でも、4月27日(金)~5月5日(土)の間、70種類を超えるトマトを始め、バジルやミントなどのハーブ類、ズッキーニやナス等の地中海野菜の苗が売られます。

 園芸科のダニエル・ハンジン(Daniel Handschin)さんは、苗から買うことのメリットについて、こう語りました。

 「種をまいてから苗に育てるまでの間は、室内の温度管理や水やりなど、きめ細かな配慮が必要です。様々な条件のもと、うまく育たないという結果になってしまうことも。そうしたプロセスを省くので、野菜作りが初めてという人にも向いていますよ」 colomn_homegarden-005

 おすすめは、育てやすい点から、サラダ菜、コールラビ、トマト、赤カブだそう。水菜や北海道カボチャ、ワサビなどの日本野菜の苗も販売予定とのこと。曜日によって売られる苗の種類が異なりますので、ウェブサイトで詳細をご確認の上、お出かけください。

 春が来て、気持ちもウキウキしてくる4月。お散歩を兼ねてスーパー、園芸店やマーケットをめぐり、苗を買って、家庭菜園を始めてはいかがでしょうか。自分の庭でとれた野菜の味は、やはり格別です!


<取材協力>
Zürich Stadtgärtnerei
Stadtgärtnerei 27, 8055
Sackzelg 25, 8047 Zürich
www.stadt-zuerich.ch
苗の市場の日程についてはこちら

Genève Cultive
www.genevecultive.ch (仏)

執筆: Asuka Shimoda
編集: Yoriko Hess,Yuko Kamata
写真: Yuko Kamata, Asuka Shimoda

 


Art on Ice 2018 〜氷上で独創的な世界観を創出するアート〜

 お待たせいたしました!来年2018年3月1日からスイスの冬恒例のアイスショー「アート・オン・アイス(Art on Ice、以下AOI)」がチューリッヒを皮切りに、ローザンヌ、ダボスの順に国内3か所で3月9日まで開催されます。

 AOI 2018のテーマ「オリジナル(ORIGINAL)」、世界に名が知れるアーティストが勢ぞろい!swissjoho_Emeli Sandé-

 AOI2018では、芸術性や独創性などといったテーマに基づいて、個性派アーティストたちをピックアップ。

 まず音楽界からは世界で最も注目されるイギリス出身歌手、エミリー・サンデーさん(Emeli Sandé)に続き、スイスで大ブレイク中のポップ・バンド、ペガサス(Pegasus)や、クラシックとヘビメタを融合したスタイルで人気を集める電子チェロ演奏者ティナ・グオ(Tina Guo)さんなど、他多数のアーティストが参加し熱いステージを繰り広げます。

 ダンサーによる空中パフォーマンス(WORLD PREMIERE)も、必見ですので、どうぞお見逃しなく。

aoi2018 ZÜRICH 次にスケート界からはステファン・ランビエールさん(Stéphane Lambiel)、アリオナ・サフチェンコとブリュノ・マッソ(Aljona Savchenko & Bruno Massot)、そして、氷上の皇帝、エフゲニー・プルシェンコさん(Evgeni Viktorovich Plushenko)などの出演が決定しています。

 プルシェンコさんは今年現役引退したばかり、今後は指導者の道へ進むとのことですので、もしかしたら彼のジャンプが見られるのも、来年のAOIが最後かもしれません。swissjoho_Evgeni-Plushenko

あのウォルフガング・ベルトラッチが驚愕の独創的な制作手法で描く、舞台芸術にも注目!

 AOI2018の舞台には、ドイツ出身の画家、ウォルフガング・ベルトラッチ(Wolfgang Beltracchi)さんのオリジナル作品が背景幕となって披露される予定。ご存知の通り、同氏は過去に絵画を偽造し、芸術界を震撼させた元贋作師として、広く知られている画家。現在は自由の身となって、再び画家としてスイスを拠点に活動中です。

swissjoho_Beltracchi8

 来年AOI2018も豪華メンバーによる、氷の舞台での芸術的なパフォーマンスや独創性を取り入れた音楽演奏、そして舞台芸術においても、あなたを魅了させてくれることは間違いありません。


チューリッヒ公演・チケット先行販売のご案内

 アート・オン・アイス主催者とのタイアップにより、前回と同様、弊社向けスケートリンクに近いお席(通路から最前列席〜2列目)」を確保しました。出演者のパフォーマンスや表情などをかなりの至近距離で見ることができます。

【 開催日時 】チューリッヒ公演のみ
・3月1日(木曜日)    20:00〜
・3月2日(金曜日)    20:00〜
・3月3日(土曜日)    14:00〜
・3月3日(土曜日)    20:00〜
・3月4日(日曜日)    13:00〜

公演時間:2時間45分(休憩20分含む)
※ ローザンヌ公演、ダボス公演の鑑賞チケットをご希望の場合は、別途お問合せください。

【 座席の種類と料金】
料金を以下のように値下げしました。
① 座席タイプ : Süd  
 料金 : 200フラン→199.90フラン (22,789円 税抜)
 1階席、ステージ真正面席、1列目

② 座席タイプ : Süd C0
 料金 : 200フラン→ 199.90フラン (22,789円 税抜)
 1階席、西ステージ正面席、1列目

③ 座席タイプ : Reihe 2 I Ost
 料金 : 170フラン→ 169.90フラン (19,369円 税抜)
 地上席、西ステージ付近、2列目又は3列目

④ 座席タイプ : Reihe 2 Sud AまたはE
 料金 : 200フラン → 199.90フラン (22,789円 税抜)
 地上席、ステージ真正面、2列目又は3列目

【 会場 】
チューリッヒ・ハレンシュタディオン( Hallenstadion Zürich )
www.hallenstadion.ch

【 座席図と取扱い座席 】
取扱い座席図 をご覧ください。
aoi2018zurich_seating_map_jp

【 チケット販売期限  】
11月30日まで。無くなり次第終了とさせていただきます。
販売終了いたしました

【 取扱手数料 】
上記料金には、付加価値税、送料・取扱手数料(15フラン/1席につき)は含まれていません。

一般未発売!パーティー特別入場券 (10名様限り)
 チューリッヒの5つ星ホテルで初回公演後に出演者やショー関係者が一堂に会する、アート・オン・アイス 2018主催「アフター・ショー・パーティー」にご参加いただけます!

art_on_ice_aftershoparty
お得な宿泊プランのご案内
 弊社提携ホテルとその他にも嬉しい特典をおつけした宿泊プランをご紹介いたします。


 アートオンアイスが繰り広げる世界で、豪華ゲストが織りなす音楽とともに氷上の華麗なパフォーマンスを見られるチャンス!! こちらのチケット申込みフォームでお早めにお求めくださいませ。 

チケットのみご予約の前に必ずお読みください。
チケットのみご予約から発送までの流れ】

button-form
ご予約に関するお問い合わせは、こちらの専用フォームからどうぞ。

button-click

【 Art on Ice 2018 現地からタイムリーにお届けします!
 アート・オン・アイス2017では、弊社のスタッフがチューリッヒでのアイスショーを鑑賞し、サイト、FacebookやInstagramなどでお伝えしました。弊社では、スケートファンの方々のために、2018年も盛大に現地からタイムリーにお届けしていきます。

掲載記事
氷上の芸術「アート・オン・アイス」と特別インタビュー


主催: Art on Ice Production AG

aoi_2012_axa_schwarz_rgb

 

 

 


冬の風物詩、スイスが誇るクリスマスマーケット5選

 国内外から多くの人々が訪れるスイスのクリスマスマーケット。雪が積もった山々や光り輝く湖、歴史的な美しい街並みが堪能できるロケーションに加え、4つの語圏では各地域によってそれぞれの文化や言葉、特産品、人々の生活や様子などが一度に楽しめる一押しのイベントです。 続きを読む 冬の風物詩、スイスが誇るクリスマスマーケット5選