アパートのお洗濯事情 共同洗濯場

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 スイスの賃貸アパートの建物内に、共同洗濯場が設置されているのをご存知ですか?

 お住まいの地域、不動産や管理者、貸家の持主などが定める規定により、自分の部屋に洗濯機や乾燥機の取付けが許可されているアパートを除いては、建物内にある共同洗濯場を利用することになります。今回は、日本とは少し異なる「スイスでのお洗濯事情」についてご紹介します。

共同洗濯場のルール
 建物内に設置されている共同洗濯場を利用する際には、他の居住者との共同で利用することなります。そのため、必ずしも自分の好きなときに洗濯できるわけではありません。

 アパートの部屋数により、洗濯機の機種や台数も変われば、利用上のルールも大きく異なります。例えば、誰でも使っていなければ、洗濯機利用カレンダーに希望する時間帯に予約、または記入せずに利用できたり、各入居者ごとで利用できる曜日や時間帯が決められていたりと、入居先によって、ルールは様々です。

 また、コイン式洗濯機が設置されている場合には、利用毎でお金を入れて使う事が出来ます。

利用回数
 洗濯機の利用回数も様々、1週間に無制限、または週に1回〜2回、月に1回〜2回のところもあります。例えば、毎月18日から20日の3日間のうちの1回利用出来るという「指定された日のみ利用できる」場合には、1ヶ月一回しか洗濯が出来ないため、その日一日がお洗濯で終わってしまいます。

室内干し場
 通常、洗濯場所には洗濯機があるエリアの近くに、室内干しエリア、または専用ルームがあります。そこでは、直射日光や風が届かないため、専用乾燥機から乾燥風を吹き出し、衣類に乾燥風が届けられる仕組みです。紫外線殺菌効果がある上に、直射日光や風によって圧倒的に早く乾く天日干しと比べると、室内干しは1〜2日かかる場合があります。

 スイスにある大半のアパートメントのバルコニー等では、洗濯物を干すことはできません。天日干しを望まれる方は、天日干しが許可されている物件を探されることをお勧めします。

居住者同士のつきあい
 共同洗濯場を利用する上で、居住者とのやり取りも多くなるため、コミュニケーションも重要になります。

 原則的には、指定日や予約時間に洗濯機を使うことが決められていますが、居住者によっては、自分の番ではないのに、洗濯機を勝手に使ったり、洗濯物が洗濯機に入ったまましばらく放置したりすることもあります。このような「洗濯機における戦い」は、共同で洗濯機を利用する上で、起こりうることでもあります。

洗濯機で変わるライフスタイル
 毎日洗う派、週または月に1回洗う派など、洗濯できる頻度によって、タオルや衣類の量も変わるのではないでしょうか。スイスに住んでいると「今日は洗濯日だから、早く帰らないといけない」といって急いで帰る人もいるほど、自分の部屋に洗濯機がない人々にとって、洗濯機有る無しがライフスタイルにも影響します。

引越し先を決意する前
 スイスでは、引越しの度にエアコンや洗濯機などすべて運びまわらなくても良いのですが、やはり洗濯機は日常使うものですので、自分の部屋にあると便利です。特に小さなお子さんたちがいるご家庭は、洗濯機を利用する回数が増えますので、引越し先を決意される前に、その家のお洗濯事情もチェックしておくことをお勧めします。

** お住まいの地域、不動産や管理者、貸家の持主などが定める規定により、建物内にある共同洗濯場のルールが大きく異なります。入居前・入居時の手続きの際に、必ず利用方法について確認されることをお勧めいたします。


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