医療費削減のために必要なこと

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 日本人の平均寿命は戦後30年以上伸び、世界有数の長寿国として有名ですが、スイスの平均寿命も長いのをご存知ですか?

 世界保健機構 (WHO) が2015年5月に発表した「世界保健統計2015 (World Health Statistics 2015)」によると、第1位の日本人の平均寿命の84才に次いでスイスが他の6ヶ国とともに第2位で83才となっています。

 経済協力開発機構 (OECD) の健康に関する報告書では、スイスの平均寿命が長いのは医療の充実と裕福さによるものであるとしています。

 しかしながら、同機構の事務次長シュテファン・カプファーラー 氏 (Stefan Kapferer) は、スイスの医療費はOECD加盟国の中でもかなり高額であり、医者に支払う診療費だけでなく、薬局などで支払う薬局調剤医療費も高いと指摘しています。

 カプファーラー氏によると、高額な医療費を減らすためには、ジェネリック医薬品(後発医薬品) のさらなる導入が必要だと述べています。ドイツやイギリスでは80%もの人がジェネリック医薬品を使用していますが、スイスでは6人に1人の使用にとどまっているそうです。

 ジェネリック医薬品の市場拡大のためには、利用する側の積極的な導入が不可欠ですが、価格面だけでなく効果や安全面等ジェネリック医薬品についてよく理解した上で利用することが重要ではないでしょうか。


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