100%スイス産セルベラ

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 10月26日に世界保健機関 (WHO) が、「加工肉は大腸がんを引き起こし、赤肉にもおそらく発がん性がある。」と発表しました。各国で波紋を呼び、その後「がんの危険性を減らすため、加工肉の摂取を控えめにするよう奨励したにすぎない。」と訂正されましたが、このニュースに衝撃を受けた方も多いと思います。

 肉やソーセージを多く消費するスイスでも話題となりましたが、こちらはソーセージををもっと食べたくなるニュースです。

 スイスの国民食とも言える名物ソーセージ「セルベラ (Cervelat) 」。牛肉と豚肉の合挽きで生でも焼いても食べられるスイスの定番です。

 1990年に初めて狂牛病感染牛がスイスで見つかって以来、セルベラの腸皮はブラジル産のものを使用してきました。2006年ブラジル産の腸皮も輸入禁止となり、スイスでは「セルベラの危機」と大きな話題になったほどです。

 今年の5月29日に、動物衛生や人獣共通感染症に関して国際基準の作成を行う国際獣疫事務局 (OIE) が、スイスを牛海綿状脳症(BSE)に対して最高ランクの「無視できるリスクの国」と認定しました。それにより12月1日からスイス国内の牛肉の腸をセルベラに使えるようになり、ようやく完全なスイス産のスイス名物が味わえるようになります。


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