男の子に交通事故が多い理由

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 男の子にとって、道路は女の子よりもずっと危険な場所のようです。統計によると、昨年度未成年の重傷者を伴う交通事故が366件あり、そのうち、272人が男の子で、94人が女の子でした。

 スイス事故防止協会 (bfu)は、道路を歩いている時、男の子は1.5倍女の子より事故を起こしやすく、自転車に乗っているときは、1.7倍にもなると伝えています。

 同協会のウヴェ・エヴェルト博士 (Dr. Uwe Ewert) は、「男の子と女の子は危険に対する心構えが違います。男の子は何も考えず、衝動的に行動し、周りの危険な環境に気を配ることなく進む方向を変えてしまいます。」と言っています。

 ドイツのドレスデン工科大学 (TU Dresden) の交通心理学者のベルンハルト・シュラーグ氏 (Bernhard Schlag) は、男の子に事故が多いのは、男性ホルモンであるテストステロン (Testosteron) が関係していると述べています。テストステロンによって、新しいことを体験したいという欲望が強くなるためだと分析しています。

 スイスでは主要都市を中心に、歩行者・自転車専用道路が設置されており、歩行者及び自転車自動車接触する危険性は低いとされているものの、専用道路のない場所(郊外、細い路地や一方通行の区間)での運転は要注意です。そして、運転するひとたちだけでなく、わたしたち大人が子どもたちに「道路での歩き方・自転車の乗り方」をきちんと教えてあげることも大切ではないでしょうか。


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