深刻化するスイスの「空き家」問題

20190416_chikabless_news_46_cut 不動産コンサルタント会社ヴュスト&パートナー(Wüest & Partner)による最新の統計調査の結果を、無料新聞(20min)が報道しています。

 記事によれば、スイス国内のマンションやアパートの空き家は増え続けており、その総数は7万2300戸。10年前に比べ、約2倍に増加しているといいます。不動産の専門家は「今年中に新たに全5万3000戸のマンションおよびアパートが建築予定で、その3分の2は賃貸物件。空き家の数が年内に8万戸を超える可能性も十分にある」と解説しました。

 報道ではさらに、空室率の増加や賃貸物件の供給過剰は家賃の下落をもたらすと指摘。スイス国内の賃貸料について、2019年には全体で約1.9%の下落が見込まれると言及しています。

 ところで、賃貸住宅の空室率は、地域によって大きく異なるようです。その割合が高い自治体と低い自治体を、ランキング形式でご紹介しましょう。

【空き家率が高い自治体トップ10】20190416_chikabless_news_46_top10_2

【空き家率が低い自治体トップ5】20190416_chikabless_news_46_top5_2

 日本では老朽化した空き家が近隣住民に被害を及ぼすなど、深刻な問題に。スイスでも近年の住宅建設ブームを背景に、今後ますます空き家が増加していくことが懸念されます。

 

 


コメントを投稿する