保険会社のスローガン、波紋を呼ぶ

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 無料新聞(20 minutes)の報道によれば、大手保険会社アリアンツ(Allianz)が発表した広告のスローガンが、スイス国内で物議を醸しているとのことです。

 同社が掲げたスローガンは「勇気、それは子どもを持つことだ(Le courage, c’est avoir des enfants.)」というもの。この標語が記された宣伝ポスターは、現在、国内の複数の都市で掲示されています。

 一部の人からは、「子どもを産めない女性や、子どもを望まない人は勇気を持つことができないのか」などと批判の声が出ているとか。

 今回の騒動を受け、同社のスポークスマンは、スローガンにそのような意図はなかったと説明。このキャンペーンの目的は「人々に、勇気を持って新しいことに挑戦する意欲を促そうとするものだった」とコメントしています。

 この件に関して、ジュネーブ(Genève)にあるデジタルマーケティング学校の校長、ファブリス・ヴァンサン(Fabrice Vincent)氏は、一部の人々の批判的な反応を理解できるとしたうえ、「そもそも、勇気とは危険なことに対して持つものであり、子どもを持つことと結び付けること自体が疑問だ。このメッセージは、子どもを持つ親、欲しくてもできない夫婦、必要ないと思っている夫婦に対して軽はずみなものである」と述べました。

 多くの人の目にとまる広告のスローガン。製作の際は、各人の暮らす環境や状況は様々であることを考慮して欲しいものですね。

 


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