スイスは空前のオーガニックブーム!

20190410_chikabless_news_44_cut 近年、消費者の意識向上で急速に拡大しているオーガニック市場。スイスも例外ではなく、食の安全面や栄養面、環境に配慮して有機栽培された農産物への需要は、著しく拡大しています。

 非営利団体ビオスイス(BIO SUISSE)は3日、2018年版の年次報告書(Bio Suisse Jahresbericht 2018)を発表し、日刊紙ターゲスアンツァイガー(Tagesanzeiger)がその内容を報じました。

 報道によると、2018年の有機食品の総売上高は30億フラン(前年比13.3%増/約3300億円)を突破し、過去最高を更新。これを国民1人当たりの年間消費額に換算すると、360フラン(約40,000円)になります。さらにスイス人の56%が、毎日もしくは週に数回、オーガニック食品を購入していることが分かりました。

 食品全体に占めるオーガニック食品の割合は、9.9%。最も人気があるのは卵で、市場の売上高に占める有機卵の割合は27.6%にも及びました。以下、焼きたてパン(25.3%)、野菜・いも類(21.8%)、果物(16.2%)と続きます。そして、牛乳、乳製品(11.0%)を抑えて6位につけたのは、近年急速に需要を拡大している調理済み食品(11.6%)。日々多忙を極める現代社会を大きく反映する結果となりました。

 売上高のシェアを見ると、コープ(Coop)が約45%、ミグロ(Migros)が約32%と、スイスの2大小売業者で全体の4分の3を占めていることも明らかに。

 「食の安心・安全」に対する消費者の視線が一層厳しくなる中、今後もオーガニック市場の勢いは衰えそうにありませんね。


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