海外にスイス人はどのくらいいる?

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 スイス連邦統計局(BFS)が先月28日に発表した最新のデータによると、海外に拠点を置くスイス人は、2018年末時点で760,200人。前年比で1.1%の微増となりました。

 この数はスイス全体の人口比で10.6%に相当。10人に1人が国外で暮らしていることを示しており、うち62%がヨーロッパ諸国に住んでいることも明らかになっています。

 国別の内訳を見ると、トップはフランスで197,400人。次いでドイツ(90,400人)、アメリカ(80,400人)、イタリア(49,600人)、カナダ(40,000人)、イギリス(35,700人)、オーストラリア(25,100人)、スペイン(23,800人)、イスラエル(20,200人)と続いています。また、アジア諸国に暮らしている人の割合は、全体の7%でした。

 65歳以上の在外スイス人が占める割合は全体の21%(162,500人)。また25%を上回る国はハンガリー(55%)、タイ(33%)、スペイン(32%)、ポルトガル(28%)、そして南アフリカ(27%)と、スイスと比べ比較的物価が低く、温暖で住みやすい国などが並びました。

 ハンガリー、ポルトガル、南アフリカでは、高齢者の男女比がほぼ均等なのに対し、タイやスペインでは男性高齢者が女性高齢者よりもはるかに高い割合を占めています。また、全体の6%(45,700人)が80歳以上の高齢者で、そのうち男性よりも女性の方が割合が高いという結果も出ています。

 この統計を通して、実に多くのスイス人が母国を離れて海外で暮らしていることが分かりました。グローバル化が急速に進む現代社会において、この傾向は今後も続くと考えられます。


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