ノバルティス、パパ育休を14週間へ

20190306_chikabless_news_29  スイスでは現在、男性の育児休業取得は法律で保障されていません。その代わりに1〜2日程度ではありますが、「配偶者の出産・育児」に伴う特別休暇を雇用主に申請することができます。

 バーゼル(Basel)に本社を置く製薬会社ノバルティス(Novartis)は、男性社員が取得できる育児休業期間の大幅な延長の見通しがあると、無料新聞20minutesの報道で明らかになりました。育休期間はこれまでの6日間から14週間へと延長され、7月1日より適用される予定です。

  国内で男性社員に手厚い制度を設けている大手、スーパーミグロ(Migros)とコープ(Coop)でも育児休業日数は15日。そんな中、今回発表された育休延長は、まさに革新的な取り組みであると言えるでしょう。ただ、現状では14週間の育児休業期間中に支給される給与がどのように算出されるかは未定で、早くて今月末に正式に発表される模様です。

 スイスでは母親に対する法定産休期間は出産から14週間とされていますが、同社の女性社員は18週間の出産休暇を取得できるとか。「ノバルティスは出産休暇に対し、非常に寛大である」と、同紙は強調しています。

 同社関係者の1人は、「目標はワーク・ライフ・バランス(仕事と家庭の両立)を重視し、ノバルティスを社員に優しい会社として位置づけること」と述べ、快適な職場環境づくりの重要性を伝えています。

 女性の社会進出で、スイスでも共働き世帯が増えつつある昨今。今後もノバルティスのような男性の育休を推進する企業が増えて、積極的に育児に参加できる環境が整っていくといいですね。

 


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