離婚の増加、多様化する結婚と出産

20190305_chikabless_news_28 スイス連邦統計局(BFS)が26日に公表した最新のデータによると、2018年の離婚件数は16,200件で、前年と比べると2.1%の増加。さらに、平均婚姻持続期間は15年であることが分かりました。

 特記すべきは、スイスに暮らす外国人同士の夫婦の離婚件数4,247件。前年から800件を超え、大幅な増加が見られました。

 一方、スイスの婚姻件数は前年比2%減の39,800件。同局によると前年からは微減となったものの、1990年代半ば以降からほぼ横ばいで推移しているそうです。26州のうち婚姻件数が最も多い州はチューリッヒ州(Zürich)、次いでベルン州(Bern)、アールガウ(Aargau)と続いています。

 昨年の出生数は85,300人で、前年と比べ2.4%減少。無料新聞20minutesの報道によれば、1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率が1.47ポイントを記録したとのことです。第1子出産時の平均年齢は30.9歳で、2001年の平均年齢(28.9歳)と比べ、年々わずかながらも上昇の一途を辿っているとか。

 そして、年々増加傾向にある「婚外子」の割合ですが、昨年は21,400人、生まれてくる子どもの4人に1人に相当する割合であることが明らかになりました。スイスではパートナーシップ登録をした同性カップルや、様々な事情で事実婚を選択する男女も多いのも実情。結婚や家族のあり方の変化により、出生数のうち婚外子の占める割合が増加しています。

 女性の社会進出やライフスタイルや価値観の多様化で、非婚化・晩婚化する現代。離婚件数の上昇はスイスのみならず、世界の多くの国が抱える共通の課題であると言えるでしょう。

 

 


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