チューリッヒ、歩行者天国の実現へ

 先日、チューリッヒ市が同地区の一部を歩行者天国にしようと計画していることが、スイス公共放送SRFの報道で明らかになりました。

 報道によれば、同地区の日中を車両通行止めにするという案は、2007年にすでに成立していたものの、実施までには至らず。しかし、ようやく同市は来年よりに近いホール通り(Hohlstrasse)からミリター通り(Militärstrasse)までの区間を車両通行止めにし、歩行者天国の実施を行う見通しです。

 なお、歩行者への道路開放時間は朝5時30分から夜22時まで、ただし、自転車とバスはこれまで通り通行が可能となります。

 しかしこれに対し、同市ではいくつか反対の声が上がっているとか。とりわけスイス交通クラブ(VCS)は、強く反発しているといいます。

 クラブ側は、「通行規制の実施により、周辺道路における交通に著しい影響を与えるおそれが極めて高い」と指摘。車両通行止めにするのではなく、自動車の最高速度を時速30km以下に制限する「ゾーン30」を導入するよう提言しています。

 クラブ代表マーカス・クラウス(Markus Knauss)氏はまた、騒音対策として他の道路でも最高速度を30km/hに制限するべきだと主張。

 果たしてチューリッヒ一の繁華街で歩行者天国は実現可能なのか、今後の動向に注目したいですね。

 


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