賃貸か、持ち家か?気になる住宅事情

20190301_chikabless_news_27-1 スイス連邦統計局(BFS)は21日、2010年〜2017年までの居住形態や平均家賃に関する調査結果を発表しました。

 同局の調査によれば、スイスの約140万世帯(3分の1以上)が、居住形態がマンション等集合住宅、または一戸建ての「持ち家」であることが分かりました。

 賃貸住宅に住む人の割合は地域によって異なりますが、バーゼル州(Basel)は84%、ジュネーブ州(Genève)では78%と、賃貸率が非常に高いことが浮き彫りになりました。その一方で、賃貸率が低い州はヴァレー州(Valais)やジュラ州(Jura)で、それぞれ39%と42%という結果が出ています。

 また世帯構造別では、子供のいないカップル、または夫婦世帯が46%と最も多い傾向にある地域は、スイスのドイツ語圏であることが報告されました。

 220万世帯が暮らすスイスの賃貸住宅の平均家賃は、1,329フラン(約15万円)。10世帯のうち3世帯が1,000フランを下回る賃貸物件に暮らしているといいます。

 最も家賃の高い地域はチューリッヒ州(Zürich)、ツーク州(Zug)、シュヴィーツ州(Schwyz)。これらの州は、税金が低いことで知られています。一方、最も家賃が低いのはジュラ州、ヌーシャテル州(Neuchâtel)、グラールス州(Glarus)でした。

 スイス全体では、持ち家比率が総じて低いことが明らかになりましたが、同時に地域差も著しくみられました。

 賃貸と持ち家には、それぞれのメリットとデメリットもあるでしょう。今後、スイスで持家と賃貸の需要がどう変化していくのか、引き続き動向が注目されます。

 


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