ミグロ、クリーンエネルギーへの挑戦

20190201_chikabless_news_15_gewaechshaus 温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)を排出しない新エネルギーとして、近年脚光を浴びている「再生可能エネルギー」。スイスの大手スーパーミグロ(Migros)は、2025年までに石油や石炭といった化石燃料を使用しない野菜・果物のみの販売に切り替えることを提言しています。

 日刊紙Tages-Anzeigerによれば、ミグロと契約を結ぶ全ての野菜・果物生産者らは、これから6年以内に再生可能エネルギーを利用した温室栽培をしなければならなくなるとのこと。今後、スイスの野菜生産組合(VSGP)の協力のもと、再生可能エネルギー導入推進計画が進められていく予定です。

 ミグロは同計画に年間100万フランを投資する予定で、主に再生可能エネルギー利用設備の導入費に充てられるものとされています。

 現在、生産者らの温室栽培では主に原油または天然ガスが利用されていますが、将来的にはその地域の特性にあった再生可能エネルギーを組み合わせ、最適に活用していくことを目指しているそうです。なお、同計画で活用される再生可能エネルギーには、ヒートポンプ、木質バイオマス、バイオガス、地熱、太陽光などが挙げられています。

 この再生可能エネルギーの導入によるCO2排出削減見込量は、年間で最大7万5,000トン。これをチューリッヒ(Zürich)とハワイ(Hawaii)間のフライト数で例えると、なんと1万5,000便以上分ものCO2排出量に相当するとか。

 今後、ミグロの新たな挑戦を支持する消費者が増えていけば、クリーンで持続可能な社会の実現に貢献することでしょう。今後の動向に注目です。

 


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