長寿国スイス、死因トップ「心疾患」

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 先週、スイス統計局(BFS)が「スイス人の死亡者数やその原因に関する最新の統計データ」を発表しました。同統計によれば、2016年の死亡者数は6万4,964人。インフルエンザ流行や夏の猛暑を死因とする死亡者数が多かった前年よりも2,600人減、また過去10年の平均と比べても2,000人少ないことがわかりました。

 死亡率を年齢別で見ると、男女ともに死亡者の44%が85歳以上、42%が65歳〜84歳と、65歳以上の高齢者が占める割合は全体の半分以上となっています。平均寿命は男性81.5歳、女性85.3歳今後、高齢化の進展による高齢者の死亡率は増加傾向にあることから、2045年には年間約10万人に達すると予測しています。

 全体の死亡原因で最も多かったのは「心疾患」で、2位には「がん」という結果に。男女別では男性1位の「がん」に続いて、2位に「心疾患」、3位に「呼吸器疾患」。女性は全体の死因順位と同じく「心疾患」と「がん」、そして3位には「認知症」と、男女別で死因の違いが見られました。

 一方で、25歳~44歳の年齢層では男性が「事故死、暴力死」、「その他(自殺など)」、女性では「がん」が目立つものの、病気による死亡の割合の低さが見られました。ただし19歳~27歳の年齢層においては、女性に比べ男性が3倍も多くなっていることが明らかに。これについて同局は、若い男性の危険を顧みない行動が原因ではないかと推測しています。

 健康意識の高まり、生活習慣の改善、医療の充実や医療水準の向上などで、今後も延び続けるとみられる平均寿命。元気に長生きしているお年寄りの方々が増えるのは心強いですね。

 


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